レッド編の感想を書いてから2週間以上が経過しました。
今回感想を書くT260G編どころか、
アセルス編、クーン編、ブルー編、そしてリュート編と
全てをクリアしてきました!!

それならば記事をまとめようかとも思ったのですが、
1つずつ書くスタイルを途中で崩すのも
ちょっとおかしいので、従来どおり、書いていこうと思います。
更新スピードは上がる…かな?

エミリア編の感想はこちらから。
レッド編の感想はこちらから。


これ以降はT260G編のネタバレがありますのでご注意ください。
かなり長いです。







ある日、タイム少年に発見されたコア。
タコおじさん(本当にタコ!…というかタコ型のモンスターかな?)に
ありあわせのパーツで組み立てられ、
人間でいうところの息を吹き返した状態になったものの、
移動性能も攻撃性能も防御性能も最悪で、おまけにS級任務を思い出せない。
とりあえず、制式形式番号から「T260」さらに、
タコおじさんの意見から末に「G」をつけて「T260G」と名付けられ、
S級任務を確認するため情報収集の旅に出る…というのが
最序盤、旅を始めるきっかけでした。
(ちなみに、主人公のときにしか末尾の「G」はつきません)

T260Gについては、サガフロの主人公の1人(機?)で、記憶喪失、
ということだけしか知らず、先にロマサガRSで「タイム隊長」の存在を知ったくらいでした。
タイム隊長は大人の男性なので、OPで交戦中のシップ(?)に乗っていた人物かと
思いきやまさかの年端もいかない少年(10歳くらい?)で、いい意味で驚きました。
で、その「タイム」の名前をとって「T」なのかと思いきや、
それは別に関係なかったという…(笑)
タイムの姉だというローズに対して、「上官」と判断したり、
探検隊の隊長だというタイムの言葉を茶化したりせず、
素直に「隊長」と呼んだり、
それこそ昔からあるロボットのコミカルな部分ですが、
これがまたベタベタにラストで泣かせに来るんですよねー…!!

それは後で語るとして、
タイムたちが暮らすリージョン「ボロ」には、
メカ同士を戦わせる闘機場という施設があり、
そこではどちらが勝つかという賭けも行われていました。
どういった経緯でそこにいたのかはわかりませんが、
闘機場の酒場にはゲンさんが!
タイムたちと馴染みがあったり、ツケ払いをしていたりと、
昨日今日来たような旅人ではない様子。
彼がトリニティに滅ぼされたワカツの剣士であることは、
サブイベントで語られるのですが、
他の主人公だとスクラップの酒場で飲んだくれています。
これはもしかして、クーロンのスパルトイが語っていた、
「鉄パイプを剣のように操った」という姿を見られるのか!?とワクワク。

子供(タイム)を連れているので子守メカ、
つまり戦闘力などちっぽけなものと思われていたT260Gですが次々と勝利。
観客達は荒れています。
ゲンさんも、最初は宣言通りT260Gに賭けていたものの、
2回戦では相手方に賭けていたのか、
「今、俺に話し掛けるな…」と露骨に機嫌が悪そうです(笑)

最終戦は結構ギリギリなのですが、実は、
各勝利後のドロップアイテムをタコおじさんのところに持っていけば、
修理をしてくれて、より強くなれたのですが、
気がついたときには全ての戦いが終わっていました。
…結構多くの初見プレイヤーが陥ると思うんですけど、
まあ、修理しなくてもなんとか勝てます。運が悪いとダメですが。

全ての戦いが終わったあとに酒場に行くと、
パーツを探さずにこんなところで遊んでいたことを怒られてしまいます。
そもそも、T260Gが壊れたらどうするの、と。
そんなお説教中に闘機場で暴れ始めるメカが。
いかにも強そうなメカらしく、タイムが「ムチャだよ」と止めるものの、
ローズが先ほどとは逆に「やっちゃいなさい」と命令を下す、という、
これまたお約束なネタなのですが、
ここで初めて通常戦闘曲が流れ、
「命令を復唱します。敵メカを撃滅せよ。」と言って飛び込む!!
うわー!カッコいい!!!!…のですが、
ここもタコおじさんに修理してもらっていないと
かなりギリギリの戦いになります。…なりましたw

カバレロの手下との対戦後は、
さすがにムチャさせてしまったのかタコおじさんのところに戻されます。
…はい、ここでようやく壊れたバンパーだのを
修理してもらえることに気づきました。
気づいていればインスタントキットを消費することもなかったのに…!
部品を探しに行ったタイムを追いかけるために、
一人でうろうろできるようになるのですが、
右下の機械いじりが好きなおじさんの家の中をウロウロするのが楽しかったです。
「デカイ体でせまい所を歩くな。壊れるだろうが」は、まだどちらかわかりませんが、
「それに触るでない! サビがうつるぞい」なんかは
機械であるT260Gを心配して言ってくれていたんだとはっきり分かります。
いたずらっ子を叱るのは、その子の行動に苛ついているからではなく、
それが元で怪我をすることがあるから叱る…そんな姿を見ているようです。

クレーターに行ってもタイムの姿はなく、発着場にもいない。
再び闘機場に戻ってゲンさんに会いに行くと、
タイムがカバレロにさらわれたとの知らせが。
ここで、ゲンさんがパーティーに加入してくれます。
「待ってました!」と装備を確認してみますが、
身につけていたのは武道着のみ。
ん!?
剣やナイフがないのはもちろん、
あのスパルトイが言っていた鉄パイプもありません。
剣技だけならいくつかあるのですが、それを使うための武器がありません。
今度こそ見られると思ったのに、お預けです。

酒場にいたモヒカンお兄さんのアドバイスに従い、
クレーターに赴いてみると、
そこにはタイムがかぶっていた帽子が。
ここで「タイム隊長の所持品と確認」とか言いそうなものなのですが、
なんと何も言わない!
正確には「……」と黙って帽子を拾い上げ敵地に乗り込みます。
全編通してみてもここは異質な気がします。
人間のような感情ではないかもしれませんが、
T260Gなりに怒っていたのかも?

奥まで行くと、吊るされているタイム少年。
年端もいかない少年にひどすぎる…!
けど、さすがローズの弟、気が強いです。
ですが、言いすぎてしまい、殴られるか蹴られるかして気絶。
そこへ駆けつけたのがT260Gとゲンさん!
ここでついにゲンさんが落ちていた鉄パイプを手にして戦闘します!
これが、例の…!!!
戦闘後はその鉄パイプでタイムを吊るしていた縄を切断して救出します。
この姿はT260Gも疑問だったようで問い詰めていたのですが、
はぐらかされてしまいます。
ロマサガRSの記述からすると「剣の気」で斬っていたっぽいですね。
ただ、その触媒みたいなもの(=鉄パイプ)が必要だったのかな?

誘拐事件解決後、S級任務確認のためさらなる情報収集が必要と判断し、
(さらにこんなことをしでかすカバレロと話をつけるためにも)
T260Gは隊長であるタイムに他リージョンへの移動許可を求めます。
快く送り出す…ということはできなかったわけですけど、
鉄くずと一緒に、自らの乗賃をかけず、かつ、
お金まで姉弟たちに分けるという思いやりを見せるT260G…なんていい子…。
(ゲンさんいわくそう言うのではないだろうということですが)
予想はしていましたがゲンさんもついてきてくれるそうです。
そういえば、どの主人公のときでもT260と一緒のテーブルでお酒を飲んでました。
…まあ、主人公によっては、どうやってもT260は仲間にできません、
片方だけ仲間にするということも可能なので、
ボロの姉弟との約束を破るゲンさんができるわけですが。

リージョン・スクラップの酒場に着くと、ソッコーで定位置につくゲンさん。
シップ内での会話を見るに、
そこでも飲んでいたような気がするのですが(笑)
いや、酔いが回るのが思った以上に早すぎてダメだったのかな?

スクラップの酒場にいるのはいつメンでしたが、
中島製作所の社長さんからは、T260G編らしい情報が。
クーンとメイレンは、同じくカバレロに話があるということで協力することに。
他の主人公だと問答無用で追い返されていたカバレロ事務所ですが、
T260G編だと(正確にはもう1人)殴り込みにいけます。
「話をつける」が話し合いではなく、
カチコミだということに、メカながらに戸惑うT260Gが可愛い。

カバレロと「話をつける」と、いよいよ、自由行動開始です。
話をつけてパスをもらえたおかげで、
スクラップからクーロンへの渡航費が
10000クレジットから10クレジットという驚きの安さに!
…いや、他のリージョンシップではそもそもお金をとられないんですけど。

…なんだか感想はすごく長くなっていますが、
自由行動になるまでの時間はレッド編よりも短いと思います(笑)

中島製作所の社長の誘いに乗ってシュライクに行くのも良かったのですが、
ゲンさんを連れて行くとビビるスパルトイの反応を見たくて、まずはクーロンへ。
結果、震え上がったスパルトイのあとのゲンさんのコメントまで同じだったのですが、
宿屋の二階…なのかな? 何かありそうで何もなかった部屋で情報がもらえることに。
そこにあったのは情報端末らしく、補足は建物の外にいる男性がしてくれます。

せっかくなので、既に本人から直接情報をもらってる中島製作所と、
戦闘がありそうなシンロウの古代のシップは後回しにして、
レオナルド博士とやらのことを探ってみることに。

彼はどうやらマンハッタンにいるらしいので、ざっと仲間集めをしたあとに向かいました。
まず、ファーストフード店で商品をおすすめしてきた人は
メカ相手なら言うことが変わるのかと思い話しかけてみると、
なんとその人こそがレオナルド博士でした!
…この人、てっきり地元に住む小太りなおばさんかと思ってたのですが、
まさか男性だったとは……!
でも、最初は他人のふりというほどではないのですが、
せっかくの休息中だったからか、
あるいはファーストフード店にいると知られるのがまずいのか、
自分こそがレオナルド博士であるというふうには振る舞いません。
「ああ……」「ご存じですか?」「うん、まあね」
「レオナルドも興味を持つと思うな」…と。
いろいろ調べてもらったのですが、T260Gのコアは
今使われているものではなく、
一部はトリニティ・タイプと共通しているものの違うところも多いらしい、とのこと。
T260Gのコアが発見されたクレーターの周りは、
腐食具合からして3000±1000年の時間が経過していると推測されるので、
T260Gもそのくらいの時代のものなのかもしれません。
古代のシップに興味を示したのも、彼自身が何となく察していたからなのかな…?

T260Gを組み立てた技士について、
「手が4、5本なきゃできない仕事がしてあるよ」と評価するレオナルド博士。
…はい、まさにタコがやったことなので、そのとおりですw
あと、パーツのひとつひとつに注意書きがあったそうで、
そういう意味でも細かい仕事をしていたようです。ちょっと意外でした。
いくつかパーツが追加されてパワーアップもしたらしいのですが、
ここらへんはちょっとよくわかりませんでした。
なんかパラメーターが変わったのかな?

さて、お次は中島製作所。
トリニティの立ち入り調査の前に重要なデータを入れて
済王陵に送り込んだメカマウスが戻ってこないということで
困っている製作所の人たちを助けることに。
空振りではあったものの、レッド編で済王陵をクリアしておいたおかげで
地形やギミックを把握していたので
メカマウスを回収しながら済王から草薙の剣をいただいてきました。
済王陵に行く前に、メカがいると仲間になる特殊工作車を
パーティーに入れておいたのですが、
メカマウス回収後には、被せてあった布の下にあった
ナカジマ零式を仲間にすることができるように。
いかにも戦闘機という感じの見た目なのですが、
他のメカと違ってかな~り軽く、そしてゆる~い話し方ですw

また、社長に話し掛けることで
T260Gのボディタイプを変えることができるようになりました。
メカゆえか、エミリアの着せ替えよりももっと大胆に変わります。
おそらくは基本的に仲間になるメカと同型になるのでしょうが、
全ての主人公でクリアしてみても、タイプ7だけは同型がいないような?

次はシンロウで見つかった古代のシップの探索へ。
T260Gがいうには、モンスターとは違うエネルギーを感じるとのこと。
(デファイアント・クラスのシップの補助PGのパターン…らしい)
そのエネルギーがあるところまで進むと端末があり、
「T260」のことが調べられます。
対RB3型用のシステム・コアのようですが、肝心な「RB3型」が何かわかりません。
日誌からHQ(司令部)へ航行中だったということが分かり、
そこを目指してみることになったのですが、一体どこの司令部なのでしょうか?

とりあえず、「いつでもおいで」と言われたものの、
再び会うことは全くできなかったレオナルド博士に会えるか、
このタイミン部でもう一度マンハッタンのセントラルゲートへ向かってみると、
レオナルド博士が亡くなったことが聞かされます。
なぜこのタイミングで?何があったのか?
このとき、私はついぞ知ることができなかったのですが、
どうやらここに来る前に中島製作所に行くと、
反トリニティか犯罪組織のテロに巻き込まれて亡くなったということが分かるらしいです。
またマンハッタン内でも、セントラルゲートの前に
ショッピングモール内のファーストフード店でくつろいでいるヒューズに話し掛けると
反トリニティに見せかけた別の組織の犯行だろうという見立てを教えてくれるようです。
もしかしてこれもブラッククロスが関与していたり?
グラディウス…は、こんなことをやりはしないでしょうし、
あるいは、実はトリニティ内部の犯行(粛清?)だったり?
もしかしてモンドが絡んでる???
真相はわかりませんが、何にせよT260Gには関係のないことなのでしょう。
こういうことへの対策をある程度とっていたようで、
ラボに行くと、なんとレオナルド博士、メカになって登場!
ナカジマ零式もだいぶ人間っぽいメカだと思っていましたが、
それ以上に人間っぽいメカが出てきてしまいました。
いや、メカ…なのか? 義体としてメカをつけている人間というべきか?
(人格マトリクスをメカに移したとかなんとか)

レオナルド博士でもいろいろ調べてくれていたらしいのですが、
これ以上詳しいことは中枢部に行かないと分からないとのことで、
情報中央部のあるタルタロスに向かうことになりました。
…ここのやりとりを聞いていると、
やっぱり何やら嗅ぎ回っていたレオナルド博士を危険因子として、
トリニティ側で始末したのでは…と思ってしまうのですが、
実際のところ、どうなんでしょうかね?

タルタロス内部の奥の方に炭鉱みたいなところがあるのですが、
そこの各部屋にいるモービルマニューバがやたら強くてビビりました。
倒すと貴重なアイテムをドロップすることがあったらしいのですが、
全無視ししてしまいました…。
古代のシップから直接だったので、全然準備していなかったんですよ…

奥までたどり着くと、重要な情報を取り出せる端末があり、
そこでレオナルド博士がいろいろと検索をかけてくれます。
「ボクのパスワードではダメだね……これならっと……よし、出たぞ」
……やっぱりレオナルド博士、こんなことをしているから粛清さr

しかし、謎の数列しか出てきませんでした。
どうやらT260Gの情報は執政官クラスのパスワードが必要なほどの
トップシークレットだった様子。
モンドを味方につけていたら何か分かったのでしょうか。
RB3やHQについての関連性があるかと尋ねた結果、
おそらく先程の謎の数列がシップの航行データだったということが分かったようです。
「このデータでドライブしてみれば、
その先にきっと何かがあるに違いないよ。
わくわくしてきたぞ」
と、おそらく瞳を輝かせて言うレオナルド博士。
でも、ゲンさんはシップに乗らなければならないことにご不満の様子。
やっぱりシップ内でお酒は飲めなかったんでしょうか…(笑)

このあとはまた再び自由行動ができたのでいろいろなイベントを片付けてきました。
予想していなかったことの一つとして、
クーロンの裏通りで重火器を扱っているお店があるのですが、
そこの店員(メカ)が、レオナルド博士を連れていると仲間になることでした。
確かに、中島製作所内で変更できるボディタイプの一つに、
この店員(pzkwV)のものもあったのですが、
まさかこの店員がそれだったとは…。
メカの装備を整えようと思って来訪してのですが、
仲間にするか、そのまま店員として働いていてもらうかの2択しかないようで。
彼はT260G編でないと仲間にならないらしいので、
せっかくならばと仲間になってもらいました。
これで、T260G、特殊工作車、ナカギマ零式、レオナルド、pzkwVの
オールメカのパーティーの完成です!!
でも、破壊光線銃、ほしかったなぁ…

このとき片付けていたイベントの一つが
今までできていなかったワカツでの流星刀の回収
今回のシナリオは特別ゲンさんの出番が多かったので、
ぜひ達成したいと思っていました。

ただどういった基準で剣神がゲンさんを優れた剣士だと
判断しているのか分からなかったのですが、
どうやら条件はWPが70位上ということだったらしいので、
何なら加入後ずっと体術や銃を使わせていても認めてもらえるとか。
ゲンさんの能力や閃き適性的に、
剣、特に刀を使わせた方がいいんですけどね。

もう一つがマジックキングダムにあるフルドの工房。
ここがブルーやルージュたちが学んでいた学院かと思ったのですが、
フルドという妖魔の工房らしいです。
何を作っているのかはわかりませんが、
石になっているモンスターがたくさんいるので、
自身に憑依させるモンスターを保存しているとかなのでしょうか?
キングダムの人たちはこれを放置していていいのか?(笑)
中央の木のような装置を調べると、妖魔たちが目覚めて、
工房内のあちこちに散らばり、石化したモンスターたちの石化を解除します。
そのおかげで宝箱を入手できたり、奥に進めるようになったりして、
最奥に待ち構えるのがこの工房の主であるフルド…なのですが、
生命科学研究所の地竜(カメ)ほど強くもないので腕試しという感じでもなく、
誰のメインシナリオにも関わらなかった謎の場所でした。

さて、ついにシップの航行データを元に移動することに。
マンハッタンにて、レオナルドがシップを手配してくれます。
メカになったレオナルドを訝しむ職員…もっともな反応です(笑)
「HQかどうかは分からない」ということでしたが、
出発するときは「HQに行くかい?」と聞いてきます。
まあ、HQだったんですが。
ここのBGMが、エミリアが単独でトリニティの基地に潜入したときのと同じで、
ちょっと勝手にテンション上がってました。あの曲好きなんですよ~。

ここに待ち受けるのもメカだらけ。
でも、ほとんどは進路に立ちふさがっているのではなく、
宝箱のある部屋に配置されていたので、盗難防止だったようです。
根こそぎかっさらってしまってスミマセン。

奥まで進むと、どうやらシステムがウイルスによる崩壊を食い止めるために
機能停止しているため、内部へダイブしてウイルスを除去するとのこと。
このダイブしている状態が今のレオナルド博士らしいので、
メカでなくともダイブすることはできるらしく、
一人で行こうとしているT260Gについていくと告げるゲンさん。
確かにボロの姉弟との約束があるとはいえ、危険だというのに男前です…!

ダイブ先はどこかの街を模したものになっていて、
ところどころが欠けています。
虫系シンボルの敵「ウイルス」を退治していくとどんどん復元されていきます。
ここのウイルスを倒して、メカが情報収集するとウイルスというプログラムを入手。
もしかしたら、これを入手したメカはダイブから戻るときに永久離脱し、
T260Gが入手しようものならバッドエンドなのでは…と警戒しましたが、
そんなことはありませんでした(笑)

ウイルスを除去すると、今度は一筆書きのパズルと
パネルの色を変えていくパズル(何て言うのかな?)が待ち受けています。
一筆書きに関してはすぐに原理が分かったのですが、
パネルの色変えパズルについては、何が正解なのかが分からず、
だいぶ時間を費やしてしまいました。
というのも、このパネルは一段目(動ける場所)と二段目があって、
一段目で変えた色が、二段目にも影響しており、
たとえば、一段目と二段目を同じにするのが正解なのか、とか、
いろいろと余計なことを考えてしまったんです。
見返してみると、初期状態は二段目が全て緑になっており、
それゆえにスケルトン状態ではなくなっていたので、
そこから「一段目をすべて緑にすればいい」と推測すればよかったんですけどね。
○ボタンを押すと、そこのパネルを中心とした十字方向のパネルの色が、
一段目のそれと二段目のそれが交換される仕組みとなっており、
初期状態の一段目と二段目を逆にする、
つまり、一段目をすべて緑にすれば上昇することができます。
二段目に行くと色が並び替えられ、これをまた全て緑にする必要があります。
おそらくこれも、一段目と二段目の色が入れ替わる仕組みなのでしょうが、
今度は一段目の色を見ることができません。
でも、うまいことやって
「あとはこの"』"部分とか、"T"の部分とかの色だけを変えればOK」という
ふうに並び替えればいいのかなと。
正解が分かったので、一段目よりも早く終わりました。

いよいよ中枢へ。
「秘密が解き明かされる時がきたぞ」と、
ワクワクするレオナルド博士の姿はいつの間にかヒューマンのときの姿です。
すかさずゲンさんが突っ込みます。まあ、仮想空間だから、ということらしいです。
何も見ないでいざ自分の姿を再現しようと思うと結構難しそう…。

データを修復してもらったT260Gは、RB3型の破壊任務を遂行するため、
すべての機器の優先使用権を要請するのですが、
「機能停止中に多くの機器が何者かによって撤去されています」とのこと。
その『何者か』って、もしかして……(笑)
ただ、オメガタイプのボディが残っているとのことでした。
確かに道中、1つの機械がありました。
「機能不全!!」と怒って(?)いましたが。

ダイブから戻ると、記憶を取り戻したT260Gはやる気満々で出動!
…とはいえ、我々には何が何やらといった具合なので、
親切なゲンさんが道中、T260Gにいろいろと質問をしてくれます。
RBとはリージョン破壊兵器のことで、
特に3型は進路上のリージョンを無差別に破壊するとのこと。
一体、そんなもの、何のために作ったのでしょうか…。
でも、我々も自分たちの首を締めるようなものを作っていたりしますし、
あまり他人のことは言えないかもしれませんね。
意外と、威嚇のために作った(実際使う気がなかった)ものの暴走してしまい、
RB3型を作った勢力が形式番号T260を作った…とか?
HQの活動再開により、RB3も活動を再開するだろうという見立てに対し、
「それじゃ、ここをぶっ壊しちまおうぜ!」というゲンさん。
しかし、T260Gの任務は「RB3型の破壊です」。
確かに、HQの機能停止により数千年動かなかったRB3ですが、
その存在ある限り、何かの弾みで活動を再開し、悪用されることも考えられます。
(それゆえに、このHQの存在は極秘情報として扱われていたのでしょう)
ようやく思い出した任務の遂行に付き合うゲンさん。
とても危ないことでしょうに、ホント男前。
でも、もしかしたら、ボロの姉弟のことだけでなく、
人為的に滅ぼされたワカツのこともあって、他人事と思えなかったのかも…

さて、いよいよ判明したT260Gの宿敵。
これを破壊するべく、T260G編のラストダンジョンに乗り込みます。
セキュリティを突破し、いよいよ中枢に乗り込んだと思ったのですが、
RB3の本体は、どこかに隠されているコアであり、
それを外部から発見することは困難であるために、
ダイブして内部から破壊するとのこと。
コアが機能停止した場合はどうなるか分からないので、
T260Gはゲンさんにみんなを連れて避難するように告げます。
しかし、「お前な、いい加減にしろよ」と。
「ここで帰れって言われて、ほいほい帰る奴はいないんだ。
少しは学習しろ!さあ、さっさと終わらせて一杯やるぞ」
ゲンさん、マジでT260G編のサブ主人公…!!

ゲンさんとおそらく他の仲間も抱いている固い決意を受けて、
T260Gはみんなとダイブをします。

…実はこのダイブ先が、T260G編の最大の曲者でして。
どこに行っても行き止まり。隠し通路や仕掛けも見つかりません。
一体どこに行ったらいいのかと思えば、
敵シンボルをある程度倒すことで道が拓けるのだというのです。
(一定数倒して、移動すると違うところに進める)
すっかり敵避けに慣れていた自分にとっては最大級の罠でしたw

最終戦は、「NO FUTURE」という演出があるということだけ知っていたT260G編。
戦闘前のメッセージで、
敵からすればこちら側が「ウイルス」なのは、なるほどなぁと思いました。
最終戦は、ヒューマンのアタッカーにゲンさんと回復役のメイレン、
メカの回復役に特殊工作車とレオナルド博士、そしてT260Gの構成だったのですが、
対策をしていなかったため、最初のカーネイジで、
ゲンさんが気絶し、次のターンに回復を行う間もなく、聖歌を使われメイレンも気絶。
メカたちにヒューマンを回復する術はなく、実質ほぼ3人で戦うことになりました。

また、V-MAXモードもまさかターン経過で解除され、
さらに、以降二度とその戦闘で使えないとは思ってもいなくて、
ガッタガタになってしまい、さすがにリセットしようかと思いました。

でも、とりあえずどんな攻撃をしてくるか確認しようと思って、
戦闘を継続していたのですが、メカたちに自己修復を覚えさせており、
特殊工作車もレオナルド博士も
メカを回復する技があった上に彼らの素の戦闘力がかなり高かったので、
意外となんとかなってしまいました。
いやー…メカは強い!!


そんなこんなでなんとか無事に1回で撃破。
すると、帰りのシップ内でT260Gは機能停止してしまいます。
倒すべき敵を破壊し、任務が終わったため、存在意義がなくなってしまったのだ、と。
みんなが帰った後でも、ゲンさんはT260Gと共にいました。
「もう一つ任務が残っているだろうが!」
「しゃんとしろ!」と叩いたか、蹴ったのか。
すると、ほんの一瞬だけ、タイムの姿が映ります。

いや、ですね、ネタバレとか見ていなかったんですけど、
序盤の流れで、こういうふうに終わるだろうなというのはある程度予想がついていたんですよ。
願望といってもいいかもしれませんが。
でも、いざ、これをやられると、その……

「ボロに帰ります」「分かってりゃいい」

ゲンさんはボロには帰らないようです。
帰る場所が別にあるとか。
最終戦は結局ずっと倒れたままではありましたが、
ワカツの剣神から流星刀を授けられるまで育てることができて良かったです…。
「帰るんだったら元の格好に戻っといた方がいいぞ」とのアドバイス通り、
元の格好へと戻るT260G。
本来であれば、元の格好はおそらくOPで艦長を乗せていたときの姿でしょう。
しかし、「T260G」と名付けられた
「タイム探検隊所属」の彼の元の格好とは、
鉄くずと一緒にボロからスクラップに移動したあの姿なのでした……。


3人目であり、4周目でもあったので、
だいぶゲームに慣れてきたとはいえ、
記憶喪失という設定ながら次の目的地や
何をすべきなのかもわかりやすく、とても遊びやすかったです。
主人公であるメカも装備次第でかなり強くなりますし、
また、ストーリーも、メカものの定番かもしれませんが王道であり、
エンディングの演出なんかもかなりぐっときました。
今はすべての主人公でクリア済みなのですが、一番好きなお話ですね。
…ということもあって、かなり長い感想になってしまいました。
まあ、ほぼストーリー解説に近いものがありますが。

次は、ファシナトゥールでゴサルスに相手にされなかったのが悲しかったので、
そこから物語が始まるアセルス編を遊びました。
近日中にアセルス編の感想も書きます!