前回の記事で、本編の方のざっとした感想を書きました。
今回は、DLCの「見えざる史実」と「泡沫の記憶」の感想をざっくりと書いていきます。

ゲーム本編(白夜・暗夜・透魔)に関するネタバレも含まれますので、
閲覧の際にはご注意ください。


どちらもカムイでは知りえない、物語の裏側のお話でした。

本編と名前が同じ別の固定キャラを使い、
レベルが上がったりもせず、限られた装備でクリアしなければならないマップです。
プレイ中の難易度とモードが反映されます。
なので、ストーリーを見てみたいだけだったら、フェニックスでのゴリ押しもOKです。
ただし、泡沫の記憶の「果てぬ黎明」だけは、
フェニックスが適用されるのは、
倒されるとゲームオーバーになるカンナとシグレだけらしいので注意が必要です。

□見えざる史実
(1)マップ感想
前編は覚醒16章「神竜の巫女」と似たようなマップで、
使うユニットも、覚醒のアズール、ウード、セレナの3人。
敵に包囲された状態ではじまるので、
序盤のターンが結構きついのではないかと思います。
みんな剣使いで、杖使いもおらず、バランスが悪いですが、
武器の使い回しができるという利点もあります。
どのマップにも言えることですが、
敵が落とすアイテムは入手したらレベルアップ分だと考えてすぐに使わないと、
輸送隊があるわけではないので、捨てるはめになります。
(捨てるものは選べますが、武器を捨てるわけにもいきませんし…)

後編はオリジナルマップだと思います。
アズール、ウード、セレナがそれぞれ、
ラズワルド、オーディン、ルーナになって戦っていくマップで、
これもこのマップオリジナルユニット。
限定的に竜脈が使えるようになっていて、使うと能力がアップします。
4つ目の竜脈を使うとスキルも増えてさらに強くなります。
個人的には、前編よりも難易度は低いように感じました。
囲まれているわけではなく、また、竜脈によるパワーアップがあるからかな?
一応離脱が条件ではありますが、離脱ポイントを守るボスを倒す必要はあります。

(2)ストーリー感想
大まかに言えば、ラズワルド、オーディン、ルーナの前日譚。
透魔竜ハイドラ(の良心)が、彼らをifの世界につれてきた経緯です。

メタ的には、この3人は、覚醒子世代の人気トップのキャラで(女性1位はルキナ)、
おそらくは前作ファンへのサービスで参加させたのでしょう。
この3人がただのそっくりさんではなく、確かにアズールたちであることは、
このDLCをやるまでもなく、暗夜王国での支援会話等で明らかになってしまいます。
個人的には白夜子世代のキャラのように、
「似てはいるけれど別人」でいてくれた方がよかったのですが、それはさておき。
ストーリー的に、なぜこの3人が連れてこられることになったのかというと、
ハイドラが言うには、
「邪竜ギムレーを倒した戦士たちだから、竜である自分も倒してくれるだろう。
他にも歌を残すなどの策を講じていたけれど、より確実にしたいから」ということ。
…だったら、ファルシオンを持つクロムやルキナの方がよほど適切だろうと思うのですが…。

依頼したいけど、来てくれないと話せないので、せめて報酬は先払いするとのことで、
アズールたちは、死んでしまった人を蘇らせることはできないかと問いますが、
それはできないとハイドラ。
ならせめて滅んでしまった彼らの本来の大地の再生と、
死んでしまった人たちのお墓を、と望む3人。
覚醒子世代は、クロムたちと一緒にクロムたちの世界を救うものの、
それは自分たちが知っている世界とよく似た別の世界であるということは変わりなかったので、
この3人だけでなく、子世代キャラは皆、
後にすることになった本来の自分の世界のことが気になっていたはずだと思います。
だから、彼らの心をいくらかでも救済できたのは良かったかなぁ…
ただ、ハイドラに呼び出されていない子世代たちはそのことを知らないわけですが、
無事に3人が戻って、このことを伝えられるといいですね。

後編は、もう個人的には完全に蛇足と言ってもいいくらいなもので、
確定情報とはならなかったカムイの血縁について分かってしまいます。
カムイの血縁については、カムイ=プレイヤーが白夜王族の異性きょうだいと、
きょうだいの関係を越える未来を選択したときにだけ、
倫理的な問題はないとお偉い方々に言い訳する嘘だと思いたいんですよねぇ…。
でなければ、暗夜王国のきょうだいだけでなく、
結局は白夜王国のきょうだいとも血のつながりがなかったということになり、
作品のテーマの一つがなかったことにされてしまうような気がするので…

どういう原理なのかはわかりませんが、以下の通り。
ハイドラは理性としての存在を本体から切り離した。それが覚醒組に依頼したハイドラ(理性)。
彼はしばらく竜としての記憶をなくしており、
当時の透魔王妃シェンメイ(アクアの母)の妹であるミコトと恋に落ち、カムイが生まれた。
<理性としての存在は、人の形をとったとのことだけど、
その状態で人との間に子どもができる状態になるのか?>
透魔王国が滅ぶ前に記憶を取り戻したハイドラ(理性)は、
すべてをミコトに話して、ミコトと透魔王妃シェンメイと、その子どもたちを外へ逃した。
さらに、透魔竜ハイドラ本体にも子どもがおり、それがリリスとのこと。
<こちらはもっと謎だけど、リリスの本来の姿が竜であるため、
 ハイドラ本体と誰かの子どもというよりも、
 神の身体から剥がれ落ちた何かが意思を持つ存在となったような、
 言うなれば「子ども」だけども…みたいな存在なのかな、と。
 ただ、そうなると、ハイドラ本体や、白夜のガロン竜形態、竜姿のカムイが
 それぞれ異形の、「竜(とでも形容する姿)」なのに対して、
 リリスは水棲生物っぽく、どうも他のこの世界の竜と共通性が薄い気がしますね。
 透魔のモチーフとして水があるので、そこのものだということを表していたのか?
 まあ、竜形態のガロンやカムイはそれっぽく見えないですが>
最初は、ミコトが身を寄せていた白夜王国に3人を送ろうとしたけれど、
今、カムイが暗夜王国にいるということを知ったので、暗夜王国へ。
ハイドラ(理性)の子を助け、いつか自分を討ってくれるよう依頼するが、
3人はハイドラ(理性)の子の名前を聞きそびれてしまったので、誰かはわからずじまいでした、と。
<白夜から連れ去られたという境遇を聞けばピンときたかもしれませんが、
 暗夜・透魔編ならばともかく、白夜編だとそこらへんの事情が伝わらなかったのか、
 あるいは伝わったところで、今更マークスたちを裏切れないくらい情が湧いたのか…>

・ハイドラの子だから、カムイは神祖竜の血が濃く、竜になれる。
・ハイドラとミコトの子だから、カムイは白夜王族と結婚して子をなしても倫理的な問題はない。
(いや、血縁上だけの問題ではなくないかと言えなくもないですが)
・リリスは前述のとおり、カムイの妹ともいえる存在であり、
 もうひとりの父の子だからカムイに尽くしているし、命も投げ出すことがあるが、
 もうひとりの父の意向を汲んでいるので、そのことは話さない。

うーん…、ここらへんのことは見なかったことにしたい(苦笑)。
というわけで、個人的には蛇足かなと感じた次第です。
私の理想としてはこんなものでよかったというのが以下の通り。

・カムイが竜になれるのは、先祖返りに近いことが起きたから。
・カムイ(=プレイヤー)が、敢えて白夜きょうだいと結婚して
子をなすという選択をしたときだけ、血がつながっていない、
ということが分かる(リョウマだって血のつながりがあると思っている)。
もっといえば、倫理上のツッコミを避けるための大人の事情的なやつ。
(天外魔境2で、豚にされた人を食べたという話が
リメイクでハエの魔物を食べていたということにされていたが、
話の流れからすれば、明らかに豚にされた人だったということが分かるみたいなアレ)
・リリスがカムイに尽くすのは、3章で語っていた事情で構わない。
(醜い獣である私を優しく介抱してくれたから、とか言ってたアレ)

しかし、目を覆い、耳をふさいでしまいたいと思っていても、無駄なあがきですね。

ミコトが実は、アクアの叔母であったと知れたのは良かったかな。
自分の子は奪われてしまったものの、姉の子と過ごせたことは、
ミコトの晩年の、大きな慰めになったと思うので…。
アクアはどこまで知っていたのかな?

ちなみに「アクアがカムイに心を尽くしてくれたのは、
アクアが竜とともに王国を築いた初代透魔王の血を引いているから」というのは、
似たような境遇だったから、だけでなくていいかな、と思っています。
まあ、これは透魔編で明らかになる事実ですが。

あ、別に上記のことをアクアなり周りが明言するわけではないです。
アクアが初代透魔王の血を引く王女であることからの推測です。


□泡沫の記憶
(1)マップ感想
全部で6つで、オリジナル子世代ユニットを使います。
それぞれの王子たちが持つ神器を継承しているので、
本編の初期職からは一部変更があったりします。
(シノノメが剣聖、フォレオがストラテジスト)
「壱:空蝉描く夢」が、白夜26章、「弐:記憶の双剣」が、暗夜25章、
「参:揺れる面影」が、白夜18章、「肆:迫る亡失」が、暗夜23章、
「伍:淡く光満ちて」がオリジナル、「陸:果てぬ黎明」が、透魔終章
…になっています。
操作するユニットもそれぞれ異なり、
壱がカンナ(女・剣のみ)、キヌ、ミタマ、キサラギ、ヒサメ
弐がカンナ(男・竜姿のみ)、ディーア、ゾフィー、フォレオ、オフェリア、エポニーヌ
参がシノノメ、グレイ、マトイ、ミドリコ、シャラ
肆がジークベルト、ソレイユ、ベロア、イグニス、ルッツ、
途中から弐のメンバーが友軍→自軍で参加(カンナは剣も使えるように)
伍が最初はシグレと男女のカンナ(どちらも剣と竜石が使える)、
徐々にジークベルト、シノノメ、フォレオ、キサラギ、
オフェリア、エポニーヌ、ヒサメ、ソレイユ、グレイ、
ミタマ、ディーアが合流。
陸が子世代ユニット全員で一部支援Cあり
となっています。
個人的に難しいと感じたのは、参ですかねー…。
味方も多いですが、敵も多く、特に厄介だったのは、
暗夜23章でオボロがいる位置にいる透魔兵(キヌやカンナ(女))。
弐は離脱マップなので、離脱だけを考えるならさほどでもないですが、
全員倒そうとすると大変かなぁと思います。
特に雷神刀装備の透魔兵(シノノメ)。回避が高いし、射程1-2だし、
壁になれる味方ユニットもいないし…
ただ、全体的には手応えというよりも、
子世代を使って楽しむことに重点が置かれている気がしましたので、
難しい方ではないと感じました。
聖戦の系譜で、親の神器を子世代で使った身としては、
本編では使えなかった親の神器を使うシノノメたちを操作できたのが嬉しかったです。
「陸:果てぬ黎明」では、擬似的な親子対決もできるのですが、
王子たちが神器を持ってなくてよかったです…。
特にリョウマなんて手がつけられなさそうなので…(苦笑)

(2)ストーリー感想
6つでまとめなければいけないので、OPやEDでの会話が長めで、
結構説明も多いので、わけがわからなくなるものの、まあ、フィーリングで(笑)
子世代のキャラクターで、特に王子たちの子どもが好きならばぜひ遊んでほしいです!
親世代の父親たちの話題は出てきますが、
母親はアクアとカムイ以外は固定していない関係上、出てきません。
女王ヒノカの子どもなんかも、いれば重要な立ち位置になりそうだったんですけど、
まあ、こればかりはシステムの都合上、仕方ないですね。
自分の理解では、こんな感じのストーリーでした。

泡沫の記憶に出てくる子世代ユニットは基本的に戦争に参加せず、
白夜編あるいは暗夜編の戦争終結後に、親が迎えに来ることになっていた。
しかし、親たちが迎えに来る日、透魔兵たちが襲来。
親たちは子どもたちを逃したものの、子どもたちは親とはぐれてしまう。
子どもたちはそれぞれ透魔王国に来ていた(ハイドラに呼び寄せられた?)が、
それに気づくことはなく、徐々に記憶が曖昧になっていく。
また、幻術をかけられ、互いに争うよう仕向けられていた…シグレ以外。
シグレだけは、カムイが狭間の道を選び、かつ、
最終的にハイドラに敗れた世界=このDLC世界の人物であり、
他の世界からきた子どもたちのように記憶が曖昧ということもないし、幻術にもかからなかった。
それぞれ異なる世界から来たことを知って混乱していた子どもたちだったが、
ともに戦ううちに信頼のおける仲間だということを認識し、
いざ、全ての元凶であるハイドラの元へ!
…だが、そこでシグレは、ハイドラの元へ行くのは自分ひとりだけでいいと言って、
カンナたちを転送させ、自分の命と引き換えに、第4の歌を用いてハイドラを倒そうとする。
実は、シグレの本来の仲間はすべて倒されていた。
シグレは、彼らに似た姿のカンナたちと力をあわせて、
ハイドラの元へ行くことこそが目的であり(これはひとりではできなかった)、
ハイドラとの決着は自分だけでつけようと思っていた。
第4の歌を、命と引き換えに使えば勝算がある。
しかし、それを知ったカンナたちは共に戦った仲間であるシグレを見捨てることはできなかった。
アクアから、第4の歌は、命と同等の価値を持つ『記憶』を贄としても発動できると
聞いていたことを思い出したカンナは、仲間たちとともに
ソレイユやオフェリアがそれぞれの父から受け継いだ、ある石と、ある女性の力を借りて、
シグレのもとへ戻り、シグレの命ではなく、自分たちの記憶を使って、
一緒にハイドラを倒そうと説得をする。
かくして、シグレはカンナたちとともに力をあわせ、ハイドラを倒し、
子どもたちはハイドラに囚われていた親たちをそれぞれ救出し、それぞれの世界へ帰る。
が、その前に。
ここでのことは忘れてしまうけれど、誰かしら覚えているかもしれない。
だから、もし会ったときに、ここでのことを覚えていたら「はじめまして」と声をかけて、
それに笑顔で振り返ろうという約束をする――
そして、ある場所で、シグレはカンナたちに「はじめまして」と声をかけるのだった。

今回、本編に関わることで明らかになったかなと自分が思ったのは、
なぜ、透魔王国外で透魔王国のことを話すと消える呪いがあるのか、と、
タクミやガロン王など、作中で眷属と化してしまった人たちのこと、
さらに、カンナやジークベルトの外伝などで、透魔兵が秘境を襲ってきた理由です。

話すと消える呪いについては、明言されたわけではないですが、
おそらく透魔王国は人と竜が暮らす、透魔竜にとっての理想郷。
竜と人が暮らす場所というのは、過去作品でも理想郷とされることがありました。
(エレブ大陸のナバタの里など)
その理想郷が壊されることを恐れた透魔竜が、この場所を知られないようにするために、
他言無用の呪いをかけたのかな、と。

タクミやガロン王についてですが、
ガロン王についてはどの編でも明言はなく、
タクミについても、よりによって完全に眷属になる暗夜編では明らかにならないですが、
彼らは一度、何らかの理由で無限渓谷に落ち、透魔王国に来たのだと思います。
しかし、ガロン王に関してはアクアが白夜に連れ去られたことで、
タクミに関しては、アクアが暗夜の道を選んだカムイについてしまったので、
「道を共にする」ことができず、全てを忘れ果てる呪いが進行してしまった。
これは、まあ、アクアが、特に暗夜編の終章で語っていますし、
白夜編で何とかできたことを考えると予想はつきましたが…。
となると、白夜25章で、タクミがマクベスに操られていた理由について、
カムイが無限渓谷のことを出していましたが、あれは誤解で、
ただ単にマクベスに弱い心をつかれて術にかけられていた、ということだったのかな?

透魔兵が秘境を襲ってきた理由は、ハイドラが力を行使できるのが、
そこまでが限界だったこと、
子どもを狙えば親が助けに来るから仕留められるかもと考えた、とのことなのですが、
ガロン王はとかは確実に、透魔外ですし、どうだったんでしょうかね?
いろいろ忘れて発狂状態になるだけで、ハイドラが操っているというわけではないとか?

まあ、あまり深く考えてはいけないようなところもありますが、
子世代ユニットで神器を使うことができるだとか、
子世代主従が揃っているフォレオ隊の、「はーい」「ご命令とあらば」とか、
フォレオ隊が敵ユニットのとき、フォレオを守るように陣取るとか、
スサノオ長城で地上にヒサメがいて、弓砲台のところにキサラギがいるとか、
戦いの中で打ち解けていく姿とか(透魔親世代は支援会話でもないとあまりなかったので)、
親子対決のときの会話に垣間見える、子から親への愛情だとか、
その会話をうけてのEDの各一枚絵だとか、
キャラクターが好きだったら楽しめる要素がいっぱいあって、遊んで良かったDLCでした。
あと、暗夜、白夜、透魔だけ遊んだ状態だと、
暗夜編、白夜編は、もしかしたら束の間の平和を味わっただけで、
ゆくゆくは透魔竜の器となった人物が現れて滅ぼされたりするのかとも思いましたが、
この戦いのおかげでそんなことにはならないと言ってもらえたような気がして、
少し安心しました。

余談ですが、EDでシグレがカンナsに「はじめまして」と声をかけたのは、
ヒーローズの兵舎なのかなとか考えるて、じーんと来ました。
(カンナが二人揃うというのは、通常ありえないですが、うちの兵舎には3人ともいます)

一方で、
「子世代ユニットを誕生させておきながら迎えにいかないままEDを迎えるとこうなる」
みたいなことを言われたような、ぞっとする感覚も味わいました。
…やっぱり、子世代ユニットは誕生させないのが正解か?とも思いましたが、
結局彼らはハイドラを倒してくれる、すべての道の希望の存在でもあるわけで、
その誰かがいないということになるかもしれないし…うーむ。

そして、アクアについて。
最終的にみんなの親は戻るわけですが、
「一度でも(竜の遺した石)の所持者となれば、
魂は水底に落ち…(歌の)力はその身に及ばなくなる。
新たな所持者が力を行使しても
落ちた水底まで歌声は決して届かない」とか、
母さんも戻ってきてくれるでしょう?というシグレの問いかけに対して、
「体がなくても、心を失っても…憶えていてくれる人がいるなら
私を思い出してくれた時、そこに私はいるの」と返答するとか、
EDのシグレの一枚絵とか…
つくづくアクアが消えない世界というのは、ごく一部しか存在しないものですね…。
(とりあえず、透魔ルートを選び、全滅をしない道の果てのみ?)
 

2019/04/27追記
Twitterでもちらっとつぶやいたのですが、
ハイドラが人と竜が暮らす理想郷で生きることにした竜であり、
その成れの果てが、ifで黒幕だったり実際のボスでもあるハイドラなのだとしたら、
ナバタの里で生きるファをはじめとする竜たちや、
ひょっとするとサレフとペアエンドのミルラ、
もっと身近な例だとカムイ、特に透魔編EDで新たな透魔王となった場合などの
未来の姿の可能性でもある、という気がしてきました。
チキに関しては、封印の盾があれば大丈夫だということでしたが、
エレブとマギ・ヴァルのファイアーエムブレムにそのような効果があるかは分かりませんし、
それと似たような効果があるアイテムの存在も明らかになってはいない…はず。
(そもそも、そういったアイテムを主人公たちが探していませんが)

もちろん、エレブやマギ・ヴァルでは獣の衝動が彼女たちを襲うようなことも
明示されておらず、
ただ人間よりも長命であるということまでしか描かれていないので、
ミルラやファに関しては、ハイドラのようになることは類推でしかありません。

しかし、カムイは…?
おそらく竜になれるほどその血の濃いカムイは、
他のシリーズの例からするとそれなりに長命になるはず。
(エレブ大陸のソフィーヤや、成長が遅いということからの推測で、覚醒のンンなど)
人の子でもあるので、理性を失い、獣の衝動に抗えなくなるほど
長くは生きない可能性もあるにはあるのですが…
もしかして、if世界が覚醒世界で神話として伝わっているのは、
理性を失った未来のカムイが大暴れして壊滅させたから…?
カムイの竜としての姿は統一されているものの、
人としての姿が統一されていないのは、暴走した竜の姿こそが強く後世に伝わっているから?
……そんな、絶望的な妄想もしてしまったのでした。