今回はさゆりとはつみに関する雑感です。
ルートごとの感想もこちら。

遊んだ順に、当時のツイートを紹介しながら書いていきますので、
次回は、山之内とまゆきに対する雑感を書いて終了の予定です。
(ただし、すべてをクリアしたあとに書いているので、
他ルートのネタバレなどもあります)

記事の性質上ネタバレが含まれますので、
閲覧の際はご注意ください。
全体感想のときよりもがっっっっつりネタバレです。
特にはつみルートは真相に関わるので閲覧の際はご注意ください。


他記事へのリンクはこちらからどうぞ
○堺さゆり(堺さん)
やたらめったら突っかかってくる主人公の担当患者さん。
看護学校に入学したものの、再生不良性貧血という難病のため休学を余儀なくされています。
共通パートの途中から個室に入院することになります。
誰に対してもキツイ態度をとるわけではなく、
キャリアのある主任さんなどに対しては普通に接しているようで、
その場面を見てしまったときは、主人公と一緒にヘコみました…。
こういうの地味に辛いですよね。

大体の方が察しがついているように、彼女はただ不器用なだけです。
(難病治療中なのと、家族に縁を切られたことで気持ちがささくれだっているのもあると思いますが)
とはいえ、刺々しい言動が多く、本当にこの人と仲良くなれるのだろうかと疑問に思うほど。
ここらへんの印象は、ソルフェージュの天野先輩に似ていますね。声優さんも同じです。

誰かのルートに入ると、大体が頑張っている主人公を認め、
自分の病気とも向き合い、態度がただのよくいるツンデレ風になっていくのですが、
この記事の冒頭にも書いていたとおり、はつみルート序盤の彼女はキッツい
堺さんの病状が悪くなってきたため、新人である主人公は堺さんの担当を外されてしまうのですが、
はじめての担当だし、ちょっと仲良くなってきたので、その様子が気になっています。
それを察した新担当の山之内さんに、手紙を書くことを提案。
提案通り手紙を書いた主人公はそれを山之内さんに渡して届けてもらいます。
すぐに呼び出され、ちょっとうきうきしながら堺さんの病室に行くと、
堺さんは主人公の前でその手紙をビリビリ破き、「これが返事です」と。
読んでから目の前で破ったのか、読まずに破ったのかは分かりませんが後者っぽい。
それでめっちゃ落ち込んでるところをはつみさんに慰めてもらうという流れになるのですが、
もう、その行為が残酷過ぎて「本当に攻略対象なのか!?」とガクブルしていました。

蓋を開けてみれば、これぞツンデレという感じのシナリオとキャラクターでしたね。
お約束チックではありましたが、
全てのルートの中で1,2を争うくらいドラマチック、かつ、
主人公が看護師として成長できたお話だったように思います。
(成長に関して、主任さんのルートと1,2を争う)
…ただし、彼女は重い病気を抱えているので、油断なりません。

堺さんルートですが、
病状が悪化した堺さんの次の治療は免疫抑制療法か骨髄移植になりますが、
若い彼女の治療法として骨髄移植が適切だろうということを
(医療素人の私のような人のために)主人公が勉強(復習)してくれます。
しかし骨髄移植にはドナーがいないという問題があります。
ここでドナー登録をしなかった場合は、そのまま誰のルートにも入らないエンドになります。
ちなみに、誰のルートにも入らない場合、堺さんは共通で転院することになるんですよ。
というか、あみちゃんとまゆきさんルート以外でも堺さんの転院が描かれるので、
このゲーム全体が(追加エピソードは除く)
彼女の転院までに起こったことがメインのお話なんでしょうね。
誰のルートにも入らないと、それまで語るべき内容は特になかったということですかね。

堺さんの治療法なのですが、ルートによって微妙に異なっていて、
はつみルート、山之内ルートだと免疫抑制療法
なぎさルートとこのルートで骨髄移植…なのですが、
なぎさルートも免疫抑制療法の方が特別な運命的な感じがして、ストーリー的には良さそうですね。

ドナー登録してしばらくは共通ルートと同じような展開が続きます。
病状が悪化したので担当を外れることになり、
山之内さんが新しく担当になるのも同じ。
ただ、このルートでは、担当が変わったあたりから堺さんの食事量が減ってしまい、
さらに活気もなくなっていることを知ります。
なんだかんだで主人公をいびることで元気を保っていたところがあったらしいですが、
いびられる方はたまったもんじゃないですよね
ただ、これは決して堺さんの性格が悪いわけではなく、
心を許した相手(後述のオムレットを作ってくれた先生)に離れられ、
家族の愛情をじゅうぶんに得ることができなかった上に(入院中に半ば縁を切られている)、
病気で夢を奪われかけているという環境がかなり影響していると思います。

体が弱ってくると心も弱ってきて、周りに気を遣う余裕がなくなってくるので
そういう患者さんのストレスとどう向き合っていくか、ケアをしていくかというのも
看護師さんのお仕事の難しいところなのでしょう。
看護だけでなく、介護もこういうところがあると思いますが、
本当に大変な仕事をしていらっしゃいますよね…。
幸いにして、今の所あまり病院のお世話になっていませんが、
安心して病院にいられるのも看護師さんたちの頑張りで成り立っているんだと痛感します。
(もちろん、医師や医療事務など全てのスタッフさんも、ですが)

主任も主人公を担当に戻すか迷っていたのですが、
白血球値が回復してきたことで主人公を再び担当に戻すことにしました。

この少し前あたりから、なぎさルートのような選択肢こそ出てこないものの、
夢の中に少女が出てくるようになります。
あみちゃんのときのように落ち込んだ様子でもなければ、
なぎさ先輩のときのような偉そうな感じでもなく、
無邪気にこちらを慕ってくれる少女だったので驚きました。
もしかしたら、この白血球値の回復は少女の力によるものだったのでしょうか。

で、担当に戻ったあとに前と同じ刺々しい言動を受けるのですが、
憎まれ口を叩けるくらい元気になっているようだという風に主人公の受け止め方も変わります。
堺さんに残された時間はそれほど多くないですから、治療に前向きに取り組んでもらいたい、と。
このルートの主人公は特に看護というものに一所懸命に取り組んでいて、
まだ恋に現を抜かしているような状態でもなく(恋愛ゲームなのに・笑)
すごく好感が持てるんです。
そういうところも含めてこのルートは好きですね~。

ちょうどこの頃、主人公に移植コーディネーターから電話があり、
主人公のHLAが、ある患者のHLAが一致したと連絡があり、
同じころ、堺さんのドナーが見つかったというお知らせが。
…おやおや、グウゼンデスネー(棒読み)
ゲーム内では主人公と堺さんのHLAが一致したということは分からないのですが、
お察しの通り、二人のHLAが一致したのです。
そんな偶然あるかいな!とツッコミたくなるところですが、
おそらくは本来、二人のHLAは一致していたわけではなく、
主人公の中にいる少女の力で一致"させた"のだと思われます。
一致させたというか、移植に適したようにしたというか。

しかし、ドナーが見つかったとはいえ、食事量も少ない今の状態はよろしくない。
どうしても食べられないならカテーテルを使うしかないのですが、
自力で食べられた方が栄養吸収の効率が全然違うようです。
好きなものなら食べられるかもしれないと思い、主人公は堺さんから食べたいものを聞き出します。
堺さんが食べたいもの。
それは、小学生のときに担任の先生が作ってくれた、ふわふわのオムレット。
それは堺さんの人生の中での楽しい思い出でもありました。
堺さんの心が主人公に向けて開かれてきた…というか、
彼女なりに「この人になら心を開いていいのだろうか」という
試行錯誤が終わった段階だったのでしょうか。
聞いていたこちらまで嬉しくなってきました

早速主任に許可をとって、オムレットを差し入れようとするのですが、
ここでトラップが
手作りのものを持っていきたい主人公ですが、自身は作り方が分かりません。
そこで家事全般得意ななぎさ先輩に教えを請います。
「主人公の働きぶりを見て目が覚めた」と、素直に語るなぎさ先輩は、
なぎさルートのときとは違う芯の強さが見て取れたのですが、
どさくさに紛れて主人公に告白し、キスしそうな雰囲気に。
ここで雰囲気に流されてキスをしてしまうと、想像通り、バッドエンドです
堺さんは急変してしまい、転院することになります。
すごく苦しかったはずなのに「転院先は伝えないでほしい」と言ったのは、
主人公が自分に熱心に接してくれていると思っていたからこそ、だったのでしょう。
恋にうつつを抜かしている場合じゃなかったと冷水を浴びせられるエンディングでした。

キスしないと額に口をつけて「なぎさ先輩も頑張ってください」って笑顔で言うんですが、
なんて大人なかわしかたなんでしょう…! ちょっと主人公を侮っていましたw

翌日、急変することはなかった堺さんにオムレットを持っていくのですが、
「美味しくなんかない」と泣きながら食べる堺さんが、もー可愛くて!!
主人公が部屋を出ていく去り際に「本当は美味しかったよ」と言ってくれるんですけど、
これはもう、泣かせにきてますって!!!(実際主人公も嬉し泣きした)
おかげさまで食事量も2から6に上がったようです。
これ、本当に嬉しいだろうな~。

いよいよ移植手術となり、堺さんは一時的に転院します。
私は知らなかったのですが、骨髄移植の前に、
だめになった骨髄を叩く(一度殺すようなもの)ために致死量の抗がん剤を投与するとのこと。
もちろん、患者さんが死なないように管理するのですが、
抗がん剤の副作用もあるだろうし、かなり大変そうです。
生きるか死ぬかの瀬戸際ではありますが、
骨髄の移植手術を受けている患者自身はもちろん、
それを見守る周りの方も大変心細い思いをしているのですね…
さらに、生着しないと意味がないですし、GVHD(移植片対宿主病)がでる可能性もある、
それを乗り越えても再発の可能性が…と不安要素がたくさんある
そういった手術に向けての転院を送り出した主人公ですが、
どことなく上の空で「患者さんは堺さんだけじゃない」と怒られてしまいます。
…ああ、せっかく主人公が成長できているなぁと思っていたのに

ただ、どこか気が抜けてしまったのは、同じ入院患者であったあみちゃんもだったようです。
堺さんは個室だったので、彼女が使っていた部屋は空き部屋になっていたのですが、
ある日、あみちゃんがそこに残っていた冷凍させていたオムレットを盗み食い
空腹だったからというわけではなく、
あみちゃんはあのオムレットが、主人公とさゆりの絆の証であることを知っていて食べたのでした。
まあ、それはいいのですが、
堺さんは「この病院に戻ってきたら、一番最初に食べるんだ」と言っていたらしいのです。
家族にも見捨てられ、
「誰も待ってくれる人なんかいないし生きていてもしょうがない」くらいまで言っていたのに、
しっかりと生きる希望を持ってくれるようになっていた!嬉しい~!
私も食べてみたいと思って、この頃、まるごとバナナを買って食べたことがあります(笑)

次のシーンで、堺さんの転院先にお見舞いに行っていたようなのですが、
背景が同じ絵だったので主人公が説明してくれるまで事情が飲み込めませんでしたw
(あれ?戻ってきたの?的な)
お見舞いにお店で買った洋菓子を持ってきたのですが、
「見た目がきれいだから食べるのがもったいなくて食べる気になれない」と言って残念そうにします。
もう主人公にもしっかりと堺さんの心の声が聞こえるようになっていて、
「手作りのが欲しかったのね」と、言葉通りに受け取ったりはしなくなりました。
主人公が帰るときも思わず手をとってしまったりして、
確かに通じ合ってきている、着実に仲良くなってきているということが分かって
見ているこちらも微笑ましくなってきます。
共通パートやはつみルート序盤での彼女のことも許せるように…あ、いや、
はつみルート序盤の彼女はそれでもやっぱキツイかなw

この頃、主人公の骨髄採取が終わり、1週間、堺さんと同じ病院に入院していた主人公。
提供する側も提供される側もどちらも近くにいたから、
たまたま同じ病院になったのでしょうけれど、まるでゲームみたいなすごい偶然(※ゲームです)。
帰りにお見舞いに行こうとしたのですが、それは断られてしまい、
代わりにメールアドレスをゲットしました。
しばらくはメールを送り合う日々が続きます。
すごく楽しそうに過ごしている…なぎさ先輩のときはこんなんじゃなかったなぁ(笑)

もう選択肢は全て終わっており、あとはどのエンディングにいくか見守る状態なんですが、
初プレイでは当然のようにバッドの方へ行きました。
あの楽しそうな日々は、
バッドを急転直下にさせたいがために
ただ盛り上げていたのだと思わせるようなほど、「は?」となるエンディングでした。

堺さんのバッドエンド(軽めで、一般的にはノーマルといわれている方)は、
そろそろ戻ってくる頃なのに戻ってこないのはどうしてだろう、と
主人公がいろいろ考えを巡らせていると、
主任さんから「堺さんの転院先が変わった」と告げられるところから始まります。
メールも電話もしていたくらい、二人は仲良くなっていたのに、
なぜ転院先が変わったという連絡がなかったのだろう、と主人公はショックを受けます
ついでにプレイヤーも、あまりにもな展開にショックを受けます。
連絡したくても、電話もメールもつながりません(解約されているっぽい)。
堺さんの転院先が変わったのは、病気の都合ではなく
「主人公に会うのが怖くなったから」というもの。
「愛されたいと願っていたのに、愛されることが怖くて仕方ない」と、主任さんから伝えられます。
そんな理由で転院先を変えられるのかと思いましたが、まあ、できるのでしょう。
「荷物をとりにくるときに直接会えるかもしれない」ということを教えてもらい、
ひと目会うことは叶うのですが、堺さんは逃げるように去ってしまう(実際逃げてますが)
しばらくしたあとに、堺さんから弁明の手紙が届くのですが…

「私のことは忘れて、幸せになってください」

んなことをして、忘れることも
幸せになることもできないでしょうがーーーーー!!!
まあそのとおり、主人公は何かの偶然で看護師になった堺さんと再会できるまで、
誰も好きにならないと仕事に専念することにしたのでした…

あれだけ盛り上げておいてこれですよ。ひどい…。
ただ、このルートでは夢の中の少女の正体について近づけたような気がしました。
なぎさ先輩のルートとあみちゃんのルートでは全然分からなかった彼女。
普段は幼い頃の主人公のような姿をしているのですが、
このようなバッドエンドになっていても(途中までグッドと同じなので)、
一度その真の姿が出てくることがあります。
主任さんとその女の子がつながっているのかもしれない、と主人公も思います。
(プレイヤーはもともと思っていますがw)

このままではぜーんぜん納得がいかないのでやり直します。

 私がミスっていたのは、なぜ堺さんと友達になりたいのか、という質問でした。
「その方が都合がいい」っていうことは確かにその直前に語っているのですが、
そんなこと言っていいのかと思うじゃないですか~。
案の定、「なんでも正直に言えばいいってもんじゃない」と笑われます。
ただ、このときの本音は確かに都合がいいっていうことだったので、
本音で言ってくれたのが嬉しい様子でした。
選んでみれば納得。

グッドエンドの方では無事に、転院という形で百合ヶ浜総合病院に戻ってきます。
健康な人と何ら変わらないくらいの血液データになっていたので、
すぐ退院になりそうなのですが、堺さんには帰る家がない状態(親から縁を切られてます)。
主任さんが口を聞いてくれて、職員寮に住むことになったのですが、
「見捨てるなら今ですよ」から「私を見捨てないでいてくれますか」に言い直させるとか、
「私たちの関係は、私がかおりさん(主人公)をいじめて
顔を真っ赤にさせるのになんで逆になってるんですかとか、
もっといじめたくなる顔はわたしだけのものなんです」とか、
「私は『かおりさん』って呼ぶのに1週間イメトレしたのに」とか言わせちゃうとか、
主人公があっという間にコロコロっと堺さんを手玉に取っているのがすごいし、
堺さんは可愛いし、ホントサイコーです、これ!!
やっと『キラ☆ふわガールズラブアドベンチャー』が遊べた!w

グッドエンドでは、こうなんだろうな~と思っていた、夢の中の少女の話をしてくれました。
堺さん自身が幼い頃の姿になっていて、幼い姿の主人公に似た少女といろいろな話をしていた、
てっきり主人公なのかと思っていたけれど「私にははづきという名前がある」と教えてくれた、と。
内緒の話だったのですが、ポロッと言っていました。(主人公もツッコミ入れてましたが)
なぎさ先輩のルートでは、たとえグッドでもそんな話聞けなかったのに…

後日談では無事に看護学校を卒業した堺さんも百合ヶ浜総合病院に就職し、
主人公が彼女のプリセプターになります。
小児科希望だった堺さんは主人公と一緒に子供部屋を担当することになり、
そこでなぜか気難しい少女クラリスちゃん(この後日談のみ登場)に懐かれることに。
似た者同士だからかと堺さん自身も言っていたのですが、
そのあと冷静にあのときの自分のことを顧みていて、
まるで彼女の親にでもなったかのように「強くなったなぁ」としみじみ思いました。

ちなみにこのルートではなぎさ先輩は内科病棟にいるようです。
山之内さんと一緒に主人公たちバカップルにツッコミを入れています。
そのなぎさ先輩ですが、こちらでも壁を乗り越えたようで、
すっかり元プリセプターの先輩看護師らしく、余裕も出てきています。
これが本来のなぎさ先輩なんだ…。こんななぎさ先輩を彼女のルートでも見たかった…!!

後日談から登場したこのクラリスちゃんがなかなかの問題児で。
点滴をいじってしまったり(結果、点滴のボトルが空になって具合が悪くなってしまいます)、
糖尿病患児に甘い物を食べさせて、命の危険に晒したり…
もちろん、彼女自身はそこまで大事になるとは思っていないでしょうし、
堺さんと同じく、思い通りにならない環境に苛立っていただけなのですが。
同じような環境にいた堺さんは、
かなりキツイ口調ではあったものの、
自分の惨めだった過去を話しながらクラリスちゃんを説得します。

「自分が不幸だと思っている間は、不幸にしかなれないの。
幸せになりたいなら、幸せになりたいって強く願わなきゃダメ!」
「自分のことを愛してあげられない内は、幸せは来ないの」

厳しくも、相手を思いやる言葉はクラリスちゃんの胸に響いたようで
ちゃんとこはくちゃんにも謝る…と同時に、I love youと告白(!?)していました。
このこはくちゃん、
「クラリスちゃんと友達になりたかったから食べちゃダメって分かってても食べた」
(から、クラリスちゃんは気にしないでいい)とか言っちゃう器の大きさっぷりなので、
まあ、クラリスちゃんが惚れたのも分からなくはないですが…w

やがてこはくちゃんも退院し(もともと管理入院だったので短期の予定だった)
クラリスちゃんも無事退院。
一段落ついたところで、主人公と堺さんは近くの海にデートに行ったところで終了。

素直になった堺さんもですが、
余裕ある主人公もみどころな堺さんルートでした。

…で、胸がぽかぽかしたところで、ワースト回収。

移植手術をしてメアドゲットして、電話とかしたという流れは共通です。
7月頃に急性期を抜けたらしいというのも同じ。
けれど、ワーストではなかなか退院できない堺さん。
主人公は休みの度にお見舞いに行くのですが面会を拒否されています。
電話はしてくれるし、何なら主人公から電話をしてこないことに
不満をこぼしていたりもします。
しかし、ある日、病室からいなくなってしまう堺さん。
必死に探してようやく堺さんを見つけたのは海岸でした。
おそらく、グッドの後日談の最後に2人で行った海岸…

「ずっと海に来たかったんです」
後日談の最後に教えてくれたのと同じ言葉…
なんと堺さんはGVHDを発症してしまったのでした
「せめて最期に思い出を作りたくて」
もう、堺さんは自分の死期を悟っていました。
海辺ではしゃいで、主人公とキスをして、そうやって楽しい夜を過ごしましたが、
夜が明ける頃には、もう主人公の呼びかけに答えることはありませんでした
主人公は堺さんを抱きかかえながら、海へ歩を進め、終わります。

悲しいのに、どこか美しいワーストエンドでした。
タイトルコールは、
あみちゃんのときは虚ろな声、
なぎさ先輩のときはすっかり心が病んでいる声、
そして、堺さんは苦しげな声…でした。
前二者はホラーですが、堺さんは罪悪感が…

○大塚はつみ(主任さん)
主人公が所属する内科病棟の若き主任。
29歳というのは、主任という役職と
恋愛ゲームの攻略対象であることとの間でギリギリに設定された年齢なのでしょうか…?
看護師の仕事に誇りを持つ、典型的な仕事人間だけど、
なぎさ先輩とは逆で家事全般は苦手で汚部屋住人だったりも…

はつみルートを最後の最後に持っていくか、もうクリアしてしまうか。
悩みに悩んであみだくじに委ねた結果、はつみルートをリベンジすることに。

初診(はじめから)で遊んでみると、なんと微妙にOPが変わっていました。
実は2周目でも変化があるのですが、当時は上記の理由で気づいていなかったです。
でも、なぎさルートとさゆりルート2つをクリアして、
真相ルート(はつみルートが最後までできる状態)が解禁されると
OPにも明らかな違いが出るようになりまして。
たまたま気分を一新して「初診」で遊ぼうと思っただけだったのですが、
きちんと見ることができてよかったです。

はつみルートの序盤は、前になぎさ先輩の雑感で述べたとおり、
病状悪化によって担当を外れた後に、堺さんへ手紙を書いたものの、
眼の前でそれを破かれて、主人公は大変なショックを受けてしまいます。
冷たい雨が降る中、傘もささずに白衣のまま寮まで帰ってきます。
最初こそ仕事のときのように厳しい口調(とはいえ心配からきている感じ)で叱るものの、
すっかり冷え切っている主人公を自室のシャワーで温めてあげるのでした。
これ、最初は主人公も白衣とエプロンを着ているのですが、途中でそれが脱がされます。
別に変な意味ではなくて、あくまでも介抱の一環なのですが、
主人公が脱いだ差分まであるという!(当然ですが背中しか見えないのでご安心を・笑)
主任さんは着衣のままですが、濡れて透けています。
主人公たちはそういうのを気にしている場合ではないのですが、
冷静な第三者であるプレイヤーは
「(いろいろな意味で)大丈夫か!?」と思わずにいられません(笑)
冗談はさておき、このときの主任さんの話し方は
仕事上での厳しい口調とはまるで別人のような、慈母のごとき優しい口調になっています。
その優しさに、主人公の身体だけでなく心もあたたまっていくのでした。
おそらく患者さんに接するときはこんな感じなのかもしれませんが、
このON/OFFの切り替えがイイんです!!
このルートでの彼女にはひたすらそれに魅せられます

どうして泣いていたのかを主任さんに話していくにつれ、
彼女に惹かれていっていることに気づいた主人公。
このまま好きだと伝えるか、選択肢が出てくるのですが、
ここで「恥ずかしくて言えない」を選ぶとバッドエンド
主任さんにがっかりされて甘い雰囲気は終わり。
主任さんも期待してたのかと思うとちょっとかわいい。
ついでとばかりに堺さんの転院が決まったということを教えられます。
「堺さんはこちらの看護に不満だったようだし、こちらも満足のいく看護ができなかった。
転院先なら堺さんも満足でしょう。彼女もせいせいしただろうし、私もホッとしました」
という主人公に対して、
「前からそうじゃないかと思っていたけれど、あなたにとって患者さんも仕事も
その場で取り繕ってやり過ごせば済むという程度のものなのね」
と、失望される…という…。
看護という仕事が心底好きで、
仕事に生活の全てを賭けているといっても過言ではない主任さんにとって、
主人公の言動は軽蔑の対象になってしまったようです。
私は初回、好きと伝える方を選びまして、
こちらの選択肢を選んだらどんな感じで話に合流するのかと思いきや、
まさかのバッドエンドで驚きました。
しかも、そこまでのことを言うつもりなんてさらさらないというのに、
何を失言ぶっこいているんだ、と(笑)
心の中で思うことはあっても、表に出してはいけませんね。
でも、前からそう思われていたというのは地味にショック…。

好きだと伝えても、「主任さんに憧れているんです」という感じで、
恋愛の意味での好きかどうかは誤魔化します。
こちらだと堺さんは転院しません。
逆に、少し白血球値がよくなっています。
堺さんの病状にも何らかの力が働いているのではないかと思われますよね。
さすがにそんなことはないですけど(笑)
堺さんの病状が安定していることと、
最近の主人公の頑張りも鑑みて点滴の交換くらいならしてもいいと主任さんが許可を出します。
確かにこちらの選択肢後は、「大好きな人(主任さん)の役に立ててるのが嬉しい」と、
雑用もその大切さを理解してしっかり頑張っている様子。
好きと言えるかどうかでここまで未来が変わるとは。
主人公の気の持ちようの違いが勤務態度にあらわれているということでしょうか。
それは下心…いや、恋心からきているものではありますが、
こういう風に仕事にいい影響を与えるのならいいでしょう!
堺さんに嫌味を言われてもへこたれなくなっています。
愛が主人公を強くしている…!
そんな主人公の様子にピンときたなぎさ先輩は、
寮に戻って勉強中の主人公の部屋にやってきて、「主任のことが好きなの?」と確認します。
はつみルートでもやってくるなぎさ先輩。
正確にははつみルートでも失恋シーンが描かれるなぎさ先輩。
正直に言っても誤魔化しても、なぎさ先輩は分かっていて聞いているので同じ結果で、
ここではバッドエンドにはなりません。
泣きが混じった笑みに、敢えて気づかないふりをする主人公。
よかったね、監禁されなくて
いつかのように酔っ払って「帰りたくない」と駄々をこねることなく
早々に主人公の部屋をあとにします。

主人公は勉強を再開する気になれず、寝ようと携帯のアラームを設定しようとするのですが、
ちょうどそのとき携帯に着信が。
いつぞやの嫌がらせの電話かと一瞬身構えますが、主任からの電話でした。
なんだかベロベロに酔っているみたいで。
なぎさ先輩といい、主任さんといい、お酒が入ると面倒そうな同僚ばかりですね(笑)
山之内さんは…シラフで面倒ですし(笑)
おそらくなぎさ先輩が主任さんに「沢井をよろしくおねがいします」とか話しに行ったのかな?

その夜、夢の中にいつもの女の子が現れるのですが、
この態度がなぎさルートのような怒り方とは違い、何かに嫉妬している風でした。
彼女が一体誰なのか、それが気になって翌日の業務で失敗続き…というか、心ここにあらず。
当然のように主任さんに叱られますが、私情が入って言いすぎてしまいます。可愛い
そうじゃないかとは思っていましたが、
ここらへんから主任さんが恋愛に慣れていなさそうな空気が漂ってきます。
その日の業務終了間近、主任さんが言い過ぎたことを誤り、今日はお詫びにごちそうするとのこと。
主人公はウキウキですが、プレイヤーは主任が家事力ないことを知っているのでめっちゃ不安に。
いや、主人公も主任の家事力については把握しているはずなのですが、
(さゆりルートで、オムレットの作り方を主任に教わるのは無理とすぐに悟る)
軽蔑されたと思っていたところでのお誘いだったから嬉しい気持ちが勝っているのですね。

しかし、プレイヤーの期待…いやいや、不安をよそに主任の料理が美味しかったと言う主人公。
恋は盲目ならぬ、恋は最上のスパイスなのかと思いきや、全て買ったものだったようです。
料理を頑張ってみたものの失敗してしまったのでした。
「失敗料理を主人公に食べさせるわけにはいかない」と、失敗料理は処分。
なんてまともな感性なんだ…!
いや、当たり前なんですけど、
フィクションの世界って味見もせずに相手に食べさせるとか多いじゃないですか。
処分したものが見つかってしまいあたふたする主任さんは、職場の彼女とはまるで別人。可愛い。
主人公もきゅんきゅんしてまして、このあと選択肢があるのですが、
1周目はどちらを選んでも、翌日、夢の中の少女の正体を疑う主人公を安心させてエンド。
盛大に何も始まらなかった…!!!
このエンディングのタイトルを日本語訳すると『門番』。
記憶の扉が開くのを守っているようです。

なぎさルートとさゆりルートをクリアして、
OPが変化していれば、門番を突破することができます。
逆に言うと、OPが変化してしまうとこのエンディングを見ることができなくなります。

ルート解放後は、夢の中の少女の正体が気になる主人公が、
その正体を主任に訊くかどうかの選択肢が現れます。勤務中に。
門番エンドのときは「あとで二人になったときにでも訊けばいいか」と
訊かないを選択したような状態になっていたので、「訊く」を選択したのですが、
勤務中でしたので案の定怒られてしまいました。
しかし、その怒りは、触れられたくない話題であることの証拠ともいえます。

その日の仕事終わりに、堺さんの白血球値がもとに戻ったことから
主人公が再び堺さんの担当に戻ることに。
喜ぶ主人公ですが、複雑な面持ちの主任さん。
山之内さんが言うには、堺さんに主人公がとられないか心配している、と。
そこで主人公が安心させたくて大声で「私が好きなのは主任さんだけです」と宣言。
ナースステーションの外に聞こえたりしてませんかね…
なぎさ先輩の「そんな大きな声で言わなくても聞こえてるわよ」がなんとも辛い。
なぎさ先輩が病まないか心配でなりません。

再び、少女のことを夢で見た主人公。
その日の仕事は休みだったのですが、
いろいろなことを考えて、やはり主任さんが何か知っているだろうと思うに至り、
仕事が終わった主任さんに会いに行きます。
今日こそはあの子の正体を解き明かしてみせると勢い勇む主人公ですが、
そんな内情など知らない主任さんは、愛しい人が遊びに来てくれたということで、
汚部屋を背景にいい雰囲気に。
しかも未だに「主任さん」と呼ぶ主人公に対し、
「プライベートでまで役職呼びされるのは嫌」と
婉曲的に名前呼びをねだります。
プレイヤーは汚部屋が気になってしょうがないですが、
愛する者同士はお互いしか目に入らないみたいです。
仮にここで訊いてみてもうまいことはぐらかされてしまうのですが、
一体いつまでこの展開が続くのでしょうか…

さらにまたある日。
夢の中で、いつも主人公に対して語りかけてくる女の子ですが、
その日はどこか遠くで、誰かと激しく口論…というか、喧嘩をしていました。
喧嘩相手は、その女の子の「お姉ちゃん」らしいのですが、
声からするにどう考えても主任さんです。
珍しく感情むき出しで、「馬鹿って言う方が馬鹿なのよ」とか言ってます。
夢の中で喧嘩される主人公はしっかり眠れたのでしょうか…

山之内さんのアドバイスもあり、メールして待つことにした主人公。
ここがいまいちよく分からなかったのですが、
夢の中の少女の正体についてのメールだったのでしょうか、
それとも恋愛関係のことだったんでしょうか。
恋愛関係に関してはもう疑うべくもないような気がしていたのですが、
どうもこちらの『好き』と主任さんの『好き』が同じものであると信じきれないようです。
傍目には明らかに見えるんですけど、何かを隠しているっぽいからそう見えるのかな?

職場では会いましたが、結局待っていてもメールの返信は来ないので、
こちらから行くか、待ち続けるかどうか、最後の選択肢が出ます。
最初はまだ待ってみようと思い、待ち続ける方を選びました。
その結果…はい、バッド~(笑)
ただ、これは他のヒロインで言うところのワーストエンドでした。

待ち続けた主人公のもとに、「話があるので部屋にきてください」と返信がありました。
呼び出しに答えて主人公がはつみさんの部屋に行くと、目を閉じさせられます。
まぶたにあたたかくて柔らかいものが触れたらしいので、
はつみさんの唇かと思いきや、手のひらでした残念。
その手のひらの感覚に意識を集中していくと、
いつも夢の中に出てくる少女が現れました。
いつもは幼い頃の主人公の姿をしているのですが、真の姿が明らかに…なったところで、
シーンが変わります。
ベテランナースのようにテキパキと仕事をこなす主人公
喋り方も落ち着いていて、まるで別人のようです。
…そう、別人になってしまいました
「私たちはあなたの戻る場所をずっと守っているわ」
「眠っていてもいいし、いつ目覚めてもいい」
「聞こえているかしら?わたしの可愛いかおり…」
主人公はそう呼びかけるはつみさんに、「大好きです」と返すのに、
そこにいる主人公から声は出ない。
「安心して目を閉じた」という主人公のモノローグで終了。

何が起こったのかさっぱり分かりません。

このエンド後のタイトルコールは幼い主人公の声。
つまり、夢の中に出てくる少女の声でもあるのですが、
そこから想像するに入れ替わっちゃった…?

まあはっきりしたことは分からないので、とりあえず直前の選択肢からやり直します。

こちらから行った場合でも、同じように目を閉じさせられます。
夢の中の少女が現れて、その正体が明らかになるところも同じですが、
今回はその先を見ることができるようになっています。
事故直後と思われる光景が、鮮明に浮かんできます。
それはあの少女の真の姿と思われる、桃色の髪をした子が倒れて血を流している光景でした。
主人公に対して「死なないで」と呼びかける女の子、
どうしてもその子の名前が思い出せなかった主人公ですが、ようやく思い出せました。
彼女に向かってその名を呼びます。「はづきちゃん」と。

はづきちゃんは、主人公が大好きだった女の子。
なぜ彼女のことを忘れていたのかと言うと、はつみさんがその記憶を封じたからでした。
主人公は幼いときの交通事故で、臓器が破裂し、生きるためには移植が必要でした。
一緒に事故に遭ったはづきちゃんはほぼ脳死状態だったものの内蔵は無事だったので、
その臓器を移植しようということになったのですが、
その臓器を確実に生着させるには、はづきちゃんの能力が必要でした。
主人公の中にはづきちゃんがいるということを悟られてしまうと、
主人公の意識がはづきちゃんの能力を否定してしまうかもしれないので、
それを防ぐために、主人公の中にあるはづきちゃんの記憶を封じた、ということなのですが…
これまでしっかりした医療もので、癒しの手とかも忘れていた、
(しかも物語中、それがはっきりと役立ったことはなく気のせいかも、な状態)
今になって再び登場するファンタジー要素に、当時は理解が追いつきませんでした。
ちなみに、はづきちゃんの能力というのが、『強い精神同化能力』。

それがどうして移植成功につながるのかは分かりませんが、
移植された臓器に対して、主人公と同じものだと思わせていたということでしょうか?
おそらく、堺さんへの骨髄移植もこの能力で成功させていたのかな?

姉であるはつみさんの能力は『精神感応能力』で、暗示をかけるくらいのことができるようです。
1周目に辿った門番エンドは、
すなわち、はつみさんに再度暗示をかけられて終わったということでしょう。

時間の経過とともに暗示がとけかけていた主人公の中で、
はづきちゃんの能力が一部目覚めたのですが、それが『癒やしの手』だったらしいです。
癒しの手は、正確には癒やしているわけではなくて、
健康である使い手と同じ状態にしているということでしょうか?

全てを理解した主人公は一度絶望の底に沈みそうになりますが、
はつみさんの声で戻ってきます。
ここで戻ってこられなかったのが、先のエンドの主人公だったのでしょう。

実は主人公にはその髪型や食の好みなど、
『癒しの手』以外でもはづきちゃんの名残が残っていました。
はつみさんは、「はづきの記憶にひきずられたから私を好きになっただけ」、
「あなたを妹代わりにしていたのかもしれない」から、
自分が主人公にふさわしくないと思っていたようで、そんな心情を吐露しますが、
主人公は、とにかく自分を否定し続けるはつみさんに対して、
これでもかというほどに好きであるということを伝え続けます。
ようやくはつみさんも折れて、主人公とキスをするのですが、うまいこといかないのが可愛い。

それから仕事が忙しくてあまりイチャイチャできなくなった二人。
職場では今日も主任さんに褒められがたいために頑張るものの、
ちょっと抜けている主人公と、厳しい主任さんがいるのでした。
…で終わり。
そう、これは他のヒロインでいうところのバッドエンドでした。
え、あんなにイチャついてたじゃないの…
となると、これはこの後、別れるというか、恋人らしいことは自然となくなりそうだなぁ…。

やり直してみたのでですが、間違えた箇所は1個どころではなかった気がします。
早く真相がききたかったので、「訊く」ばかり選択していたような?

蓋を開けてみると、はつみルートは一番分かりやすかったです。
なぜかというと、正解選択肢はスチルが入るからです。
職場内で訊くかどうかはスチルが入らなかったですけど、
だいぶシーンが追加されているので、こちらが正解だったか、と分かる感じです。

真相が明かされたあとにキスをするのは同じなのですが、
日常風景がちゃんと恋人同士になったことを踏まえた状態になっていました。
主人公が「あまりイチャイチャできていない」ではなく
「関係は超良好」と感じていたり、 職場でもノーマルエンドのときほど厳しくはないです。
厳しくはないどころか、二人きりになってからではありますが
「分からなければあとで教えてあげるわ」とか「わたしの可愛いかおり」とか言っちゃってます。

おそらく、ノーマルエンドのときは結局自分はふさわしくないと思ったままで、
仕事を忙しくすることで恋愛感情を封じることにしたのでしょうね。
グッドエンドのときは自分の感情に素直になっていると感じました。

さらに、グッドエンドでは、共通パートのときから度々登場していた謎の男性が、
はつみさんの義理の父親(母親の再婚相手)であり、事故の加害者であったことが明かされます。
これは意外でした…
そもそも事故は、あのときの運転手である大塚さんは不運であったとしか言いようがありません。
もちろん、結果的に命を落としたはづきちゃんも、
死の淵を彷徨った主人公もそれはそれで不幸ではあったのですが。
彼は誠心誠意謝罪をし、その誠意に心を打たれてはつみさんの母親も再婚したようです。
度々病院にあらわれていたのも、主人公が成長し、はつみの部下になったことを知ったため、
成長した姿を見たいと思ったからなのでした。
いや、それはちょっと田舎の病院でも、だからこそ、か、
不審者扱いは確実なのでやめたほうが良かったでしょうけどw
一度イチャつきを「父親の前でちょっと」と言われていたのですが、
彼が帰らないうちに、さらにキスまで。
実の子ではないとはいえ、居心地が悪いなんてもんじゃない

後日談では、堺さんが新人看護師として内科病棟にやってきて、
それと同時になぎさ先輩が外科病棟に配属されることとなりました。
なぎさ先輩の後日談と同じような流れですね。
入院患者さんの一人が亡くなってしまい、主人公と堺さんとで、
看護師としての最後のお仕事であるエンゼルケアをすることになるのですが、
そこで先輩らしく、
自分も涙を流しながらも、彼女を激励しつつエンゼルケアを行う姿には、
主人公の成長を感じます。
早く恋人である主任さんを支えたいという思いがあって、
こちらのルートの主人公はさゆりルートと同じかそれ以上に勉強している姿が見られます。
(もちろん、なぎさルートでもこちらに見せていないだけで、日々勉強しているのでしょうが)
はつみさんが堺さんと浮気している!?なんて疑惑もありましたが、
まあ、大方のプレイヤーが想像している通り、そんなことはなく、勉強していただけ。
ただ、主人公が疑っているのを知りながら「そのときは私のことだけ考えてくれているから」と、
敢えてそのままにしていたのは意地が悪い!w
もし、はづきちゃんが生きていたら、堺さんのポジションにはづきちゃんがいて、
こんな感じになっていたのかな、と思いながら終了でした。
はつみさんとはづきちゃん姉妹の超能力(ファンタジー要素)は、
がっつりと現実の医療の説明とかをしてくれているところに
水を差している気がしてちょっと残念でしたが、
他は概ね正統派な甘~い社会人百合という感じでした。

ちなみに、こちらの世界では同性同士の恋愛も
別に普通のこととして受け止められているようです(ソルフェージュでも同じ)。
はつみさんにも共通パートにて女性との縁談話があったりします。
もちろん断るのですが、それは同性だからという理由ではありません。

さて、これにて、さゆりルートとはつみルートの感想も終わりです。
ストーリーを紹介しながらでしたので、やはり長くなってしまいました。

次回は、山之内ルートとまゆきルートの雑感を書いていきます。
なぎさ、さゆり、はつみ以外はRE:Therapyでルート追加されたキャラですので、
あみちゃんのときと同様、あっさりめにしたいと思います。