というわけでこちらはあみとなぎさに関する雑感です。
ルートごとの感想もこちら。
本来は全員分まとめて掲載したかったのですが、
これもだいぶ長くなってしまいましたので記事をわけることにしました。
遊んだ順に、当時のツイートを紹介しながら書いていきますので、
次回は、さゆりとはつみに対する雑感を書く予定です。
(ただし、すべてをクリアしたあとに書いているので、
他ルートのネタバレなどもあります)
全体感想は前回の記事をご覧ください。
記事の性質上ネタバレが含まれますので、
閲覧の際はご注意ください。
全体感想のときよりもがっっっっつりネタバレです。
他記事へのリンクはこちらからどうぞ
◆各キャラ雑感◆
最初に行ったのははつみ(主任さん)ルートでしたが…
白恋、ようやく個別ルートに入れたみたい!医療ドラマを見ているようで面白いけれど、さてさて、どうなることやら。
— さりゆ (@slry_p) 2016年5月8日
白恋。ようやく個別ルート…と思った日から重数日。再開してみたら、エンディング!?あー、これBADっていうか盛大に何も始まらなかった(´・ω・`)
— さりゆ (@slry_p) 2016年5月20日
はつみルートはなぎさとさゆりのルートをクリアしないと、本格的に入れません。
なぜこの二人なのかというと、無印での攻略対象がはつみ、なぎさ、さゆりであり、
また、主人公が落ち着くためのおまじないをすると人が変わったようになったり、
癒しの手と呼ばれるような特殊能力(本人はプラセボだと思っている)を持つ理由、
つまり物語の真相というか裏側を知っているのがはつみだから、なのですが…
だからといって、なぎさとさゆりを攻略しなければならない理由にはならないような…?
大団円として、正妻ポジション、社会人百合の醍醐味的なはつみを最後にしたかったのでしょうけど、
それはさておき、さゆりルートは夢の中の女の子の名前が分かったりしますし、
記憶を取り戻す一助にはなっているとおもうのですが、
なぎさルートは話をかき乱すだけかき乱して結局分からずじまいで消えていくのでこれははつみさんの心を開くためにやる意味があったのかと思わざるを得ない…

まあ、ここでどれだけ吠えようと、はつみルートは二人のルートをクリアしないと行けないのです。
それではどちらを選ぼうかというお話になるのですが、
はつみルートで、さゆりが主人公にそれはそれはひっどいことをしてきまして。
「信じられなぃ。もぅまぢ無理。」とドン引きしてしまったので、
(さゆりルートに入ってからは好きになりましたよ!)
なぎさルートに進もうとしたのですが、これが全然入れない(笑)
そこで比較的入り口が分かりやすかった、さゆり以外のキャラを、と思いまして、
追加キャラのあみちゃんから、といった次第です。
ちなみに。
実はリセラピーの前、無印の頃に、
一部のキャラのルートに入れないという声が多かったようで、
なんと公式ブログにて攻略方法を公開しています。
無印の頃は、はつみ、なぎさ、さゆりだけが攻略対象っだったのですが、
追加キャラに関しては入り口が分かりやすいので不要でしょう。
もし私と同じように、入り口に迷った方はご参照ください。
その他、公式ブログではキャラクターのスリーサイズや初期の頃の設定なども公開されています。
○浅田あみ(あみちゃん)
ソルフェージュの舞台でもあった桜立舎学苑…の、神庫分校に通う高校生ですが、ネフローゼ症候群という持病を持ち、たびたび入院している女の子。
ソルフェージュの主人公たちと同じく、フォルテール奏者でもあるようです。
(※フォルテールは魔力がないと弾けないのでフォルテール奏者はかなり珍しい)
ちなみにソルフェージュの主人公であるかぐらちゃんは、
あみちゃんが憧れる世界的なフォルテール奏者になっているようです。
私は、あみちゃんの先生は、彼女の印象として「厳しい」が先に来ているため、
天野先輩かと思っていたのですが、
こちらのWikipediaではすくね様が教諭になったとほのめかされていると書かれていました。
こちらの公式ブログでは、すくね様は財閥の跡をとったらしいとのことでしたが、
否定するものでもないし、ご想像にお任せくださいという感じでしょうね。
あ、檻歌ちゃんが先生になってるかもしれないか?
あみちゃんの話に戻って。
小児科とはっきり分類されているわけではないけれど、
彼女は子どもばかり集めた病室に入院中です。
それもあってか最初、主人公は彼女を中学生だと思ってしまいます。
もしかしたら本当はそういう設定にしたかったけど、CERO的に年齢を上げたんだろうか…?
(共通パートで、肝心なところは見えないものの半裸スチルあるし、主人公は胸を触るし)
共通パートで退院後、再入院をするあみちゃんですが、
彼女のルートで再入院の原因が明らかに。
彼女の話は白恋の中でも1,2を争うくらい比較的現実に近い、親近感の沸くようなお話でした。
違う人のノロケ話を聞かされる、比較的軽い方のバッドも含めて。
病院にいるときは主人公にデレデレに甘える甘えん坊ですが、
それはあくまでも病院にいるときの話で、
おそらく学校ではそういう甘えを素直に出せないのでしょう。
うまく隠しているつもりだったのかもしれませんが、
心を写す鏡ともいわれるフォルテールの前には無意味で、
先生にも「素直になりなさい」と指摘されてしまいます。
両親に気を使って見舞いを断っていたのも、
家庭内でもうまく甘えることができない状態なのかもしれません。
(ココらへんに関しては、小説短編集に詳述されていました)
唯一甘えられる場所=自分を素直に出せる場所が病院、
特に甘やかしてくれる主人公の前だけだったような気がします。
フォルテールの先生と同級生に言われたこと、さらには、
その悩みを打ち明けられる場所がないため、ストレスの逃げ道がなく
一度は安定した病状が悪化した、というのが再入院の真相でした。
(最初の入院は前述の小説短編集にて)
フォルテールという楽器は、私達の世界にはありませんが、
おそらく他の楽器演奏や、音楽だけではない芸術、スポーツや勉強など、
自分の心と向き合わなければよい成果が出せない場面は私達の世界にも多く存在します。
なかなか素直に振る舞うことができない、甘えられる場所がない、というのも、
また、私達の多くが抱える問題かもしれません。
そういう、自分の心という現実と向き合う、あみちゃんの成長物語だったように感じます。
他の人とのノロケを聞かされる軽めのバッドエンドは、
あみちゃんの成長を主軸に置くとすると、そうなるのが自然というか健康的だったかもしれません。
しかし、そこはゲーム。
可愛い子をとられたという悔しい気持ちもありますのでグッドエンドに進んでみましたが、
未成年者には手は出さない(唇へのキスはお預け)なエンドでした。
主人公、意外と弁えている…!!(笑)
こちらのエンドでは、あみちゃんがずっと主人公に依存することになりそうで心配でもありますが…
最悪のエンド(ワーストエンド)は、キツかった。
あみちゃんのワーストエンドでは、
あみちゃんが右手を骨折してしまいます。主人公の勤める病院では整形外科を専門とする医師がいなかったため、
別の病院で治療をすることになります。
はっきりとは語られませんでしたが、
患者に怪我させる病院にまかせておけないとご両親が思い、
そのまま百合ヶ浜に帰ってこなかった、まであるかもしれません。
骨折の影響でフォルテールが以前のように弾けなくなり、
普通の学校に転校をしてしまうというもの。
フォルテール自体を演奏する能力は失われていないようですが、前述の通り、フォルテールといえども鍵盤楽器なので手を怪我してしまうと演奏は難しいみたいです。
(ソルフェージュの琴美も手を怪我してしまったことがありました…)
それに、フォルテールは心を写す鏡でもあります。
こちらのエンディングでは、手を怪我したことから転校までしてしまうくらいでしたので、
おそらくお友達との問題も解決できなかったのでしょう。
なんとなく、それで転校するということはフォルテールの特待生だったりしたのかと
ゲームを遊んでいたときも思っていたのですが、
小説短編集にて、フォルテールの特別枠で入学したことが明かされました。
確かにそれじゃあ居心地が悪い…。
転校先でも3年生からの転校であり、
普通の高校の子たちとは違う生活を送っていたのでそこの子とも馴染めない、
あみちゃんの孤独を紛らわすことができるのはかぐらだけ…という、
ハッピーエンド時では「べったりしすぎて大丈夫?」という生暖かい目での不安が、
はっきりと分かる形での依存状態になってしまいました。
家で弾けば親が悲しがるから、と、ときどき主人公の部屋に来ては、
虚ろな目でフォルテールを奏でる…という後日談で終わります。
まるで主人公がしてしまったことを見せつけるかのように…って、あみちゃんにそんなつもりはないのかもしれないでしょうけど…。
で、このゲームは一枚絵のあるエンディングを見ると、
タイトルコールがそのエンディング仕様になります(なので、上記ツイートは偶然ではありません)。
ハッピーエンドだけでなくワーストエンドにも一枚絵がありますので、ワーストエンドを迎えた直後にタイトルに戻ると、
ヒロインたちの声も、ワースト仕様になるという怖~いおまけ付き。
あみちゃんは上記のように、本編中の明るい様子から一変して病んでしまうので怖いんです…。
彼女の他にももうひとり、ホラー仕様になってしまうキャラもいますが、後述します。
他のエンディングとしては、最後の最後で謹慎期間中だから、と、
大人しくしていると、謹慎期間が明けたあとに退院してしまうというエンディング。
もしかしたら病院を変えるつもりでもいるかもしれない、と。
心の問題を自己解決したわけでもなさそうですので後味が悪いです。
主人公は今回のことを自宅でしっかり反省していたのに。
主人公の中にいる人物の能力が不十分なら、少なくともあみちゃんは怪我をしてしまう、
中にいる人物の能力を発揮できればあみちゃんも守れる、
ということになりそうなのですが、
はつみルートで明かされる、中の人物の能力でそれができるのかは良くわかりません。
深く考えない方がいいのかな…
○藤沢なぎさ(なぎさ先輩)
次は攻略情報を見て無事ルートに入ったなぎさ先輩。
なぎさ先輩は、主人公の高校時代の先輩です。
外科志望だったようですが、主人公と同じ内科勤務。
看護学校は別々(なぎさ先輩は東京の帝都看護で次回作「愛情依存症」の舞台のようです)。
高校時代は、成績優秀、スポーツ万能で、全校生徒の憧れの的でした。
ここらへんが主人公とプレイヤーの間で温度差があるところかと思うのですが、主人公はあくまでも高校時代のスーパーウーマンの『なぎさ先輩』として慕っています。
しかし、プレイヤーが見る『藤沢なぎさ』はまだ2年目の新人の域を出ていない看護師で、
彼女よりもっと先輩の看護師にいろいろ怒られるし、
病院内で発生する事態にうろたえてしまうこともしばしば。
まだまだ覚えることも多い状態です。
主人公は高校時代の思い出が強いので、純粋に慕い続けるのですが、
ドジやポカを主人公の前で披露してばかりでしたので、いまいち主人公に同調できませんでした。
志望がかなわなかったということもあり、
イマイチ仕事に身が入っていないような状態なのです。
そこで主任は一計を案じてなぎさを主人公のプリセプター
(先輩後輩マンツーマンの指導方法における 先輩指導者)に任命するのですが、
…これ、任命された本人にとってはキツすぎますよね

指導を受ける方も、なぎさ先輩のプリセプターだった山之内さんから、気を遣うよう言われますし。
…個人的な話ですが、学生時代にアルバイトをしていた頃、
まだ入って2ヶ月も経たないうちに
新入りさんの指導を任されたことを思い出して、ウッとなりました。
まあ、私の場合はアルバイト同士でしたし、
今思えばそれほど難しいことをしていたわけではなかったのですが、
「まだ教えてもらう立場なのに」と、心細くなった覚えが。
「いくらゲームとはいえ、荒い人事だなぁ」と思わずにはいられませんでした。
おそらく実際の看護の現場ではありえない…ですよね?
患者さんにも迷惑かかりそうだしなぁ。
未熟な様子が目立つなぎさ先輩ですが、
実際には本当に優秀で、記録などの指導は的確だったりします。
ちょっとしたシーンではあったのですが、主人公と同じく彼女を尊敬した瞬間でした。
私は、試験の問題で自由記述があったりすると筆が止まってしまうことが多くて…
あと、仕事とは関係ないですが、料理の手際もいいし、
不安定な精神でさえなければお嫁に欲しい…!(笑)
…もっとも、不安定な精神にさせたのは他ならぬ主人公なのですが後述します。
さて、なぎさルートの話ですが。
ルートへの入り方はこちらの公式ブログの記事を参照してもらうとして…
主人公が夜勤デビューも果たし、職場にもそこそこ馴染んできた頃、なぎさ先輩の念願が叶って外科への異動が言い渡されます。
しかし、思ったほどなぎさ先輩は喜んでいない様子。
もちろんだからといって異動が取り消されることはなく、外科病棟へ移るのですが、
山之内さんの言葉が冗談に受け取れないほど病みモードになりつつあり…

主人公は主人公で、なぎさ先輩が別の病棟に配属されたことから
精神的に不安定になりミスを連発し、
山之内さんや主任に勤務態度を注意されてしまいます。
なぎさに愚痴ったりもするのですが、このままではいけないと奮起。
担当患者である堺さんにも発破をかけられたことでなぎさ先輩から自立しようと頑張ります。
しかし、それを好ましく思わないのがなぎさ。
実はなぎさは外科に配属されたものの、新人なので思ったような活躍はできず、
さらに内科病棟のような同僚にも恵まれていなかったため、彼女たちからいじめを受けていました。
主人公と同じ時期に外科に入った看護師がいたのですが、彼女も外科病棟の環境が悪かったため早々に辞職しているとか…。
おそらくなぎさの異動も、
その補填要員としてだったのでしょうが…
他の登場人物は物語が始まってから交流を深めていき、主人公を想うようになるのですが、
なぎさはもともと主人公に恋をしていました。
不運が重なって連絡先がわからなくなり、おそらくは諦めかけていたところ、
偶然主人公と一緒に働くようになって、恋心が再燃。
慕ってくれている様子に独占欲も芽生えてきたのでしょう。
なぎさ先輩は、自分は仕事も職場の人間関係もうまくいかない一方で、
主人公が自分抜きでもうまいことやっているように見えて、
しかも自分から離れようとしている(主人公は自立しようとしているだけなのですが)。まさに仕事も恋も思い通りにならなくて、なぎさのストレスは溜まる一方。
二人の心のすれ違いが日に日に大きくなっていくのですが…
クライマックスに向けてワクワクする一方で、
何かが壊れてしまうのではないかと冷や冷や…緊張感が高まります。
主人公は共通パートのときから匿名で嫌がらせを受けていました。
非通知の着信に、無言電話…それらは他キャラのルートにいけば消えるのですが、
なぎさルートに入ると逆にひどくなるばかり。
実はそれは、なぎさ先輩が主人公にしていたことだったのです。
(それがはっきりと分かるのは終盤なのですが、途中でもヒントはあります)
この嫌がらせがホントひどくて、私は主人公のように全て水に流して
今までどおりの付き合いができる自信がないです。
なんて心が広いんだ、主人公。
だって、無言電話とか「お前を見ている」までは百歩譲って許したとしても、
「死ね」のエンドレスとか絶対だめなやつ!
主人公のメンタルが弱ってて良かったですけど、
ちょっと勇気を出して警察や弁護士に相談してたら言い逃れできないやつですよ、まじで。
最初のうち(共通パートとか)は、普段は情けない姿ばかり見せている中で、
主人公が頼りにしてくれるのが嬉しくて、つい、とのことですが(これもアウトですが)
途中からは完全に犯罪レベルの嫌がらせになってたと思います。これらの迷惑行為は本当に許せないんですが(主人公は懐が広いので許しますが)、
上記のすれ違いドラマの展開は好きです。
隠していたなぎさの本心(と、勢いで言ってるだけっぽい内科病棟の悪口)がぶちまけられ、
興奮したなぎさを抑えようとして、押し倒すような形になり、
主人公は思わずキスで唇を塞ぐのですが(これはないなと思ったんですがw)、
それを、叩いて「最低!」と突き返す。
なぎさ先輩の迷惑行為がなければ、主人公の行動がなぎさの心を振り回していたわけだし、
望まない形で好きな人とキスをしてしまうとか、もうなぎさが可哀想すぎる…

…と、純粋に思えたんですけどね~~~~

そういうこともあって、
このルートの中で、主人公が階段から突き落とされる事件が起こるのですが、
その犯人はなぎさか先輩なのかと疑ってしまいました

もちろんそこまでのことはしなかったのですが、
RE:Therapyで追加された後日談を読まないと明らかにならないので、
無印を遊んでいた方は自分のような誤解をしてしまったり、謎を残したりしたように思います。
(だからこそ、後日談で追加された描写だったのかもしれませんが)
そんなこんなで恋愛面でなぎさがだいぶ傷ついていて、
情緒不安定になっていたところ、外科での夜勤中に患者さんを殴るという事件が発生。
その犯人はなんと、なぎさ先輩だったのですが、本人は病院の屋上から飛び降りようとします。
朝の申し送りの前にこのことを知った主人公。
ここでなぎさに会いに行かないと、なぎさはそのまま飛び降り、退職することになります。
一命をとりとめたものの、飛び降りたなぎさ本人、主人公、異動させた主任、
他にも彼女に関わった多くの人の心に深い傷を遺すことに…。
…これが、まだ軽い方のバッドエンドです。地雷選択肢によるエンディングという感じもしますが。
夢の中の少女との対話がうまく行っていれば、
このときに会いに行けばグッドエンドにいけます。
かおりだけでなく、さゆりや主任の説得もあり飛び降りることはやめ、
嫌がらせをしたこともしっかり謝って、めでたしめでたし。追加エピソードへ。
問題はワーストエンド。
夢の中の少女との対話がうまく行っていない状態でなぎさに会いに行くと
みんなの説得を受けて飛び降りないことになる…まではグッドと同じなのですが、
なぜか神庫駅(主人公たちの済む百合ヶ浜から少し離れた都市)に呼び出され、
うきうきした気分でいたところ、暗転。
次にプレイヤーが目にするのは、主人公がなぎさに監禁されている姿なのでした。
視覚:目を塞がれているので見えない
聴覚:波の音がする→誰かが来た
嗅覚:大好きな人の匂いがする
で、全容を伝えていく様子はまさにホラー。
薬で喉を焼かれ、鎖で繋がれて満足な運動もできず、廃用症候群を起こし、
微熱が続いて体力が尽きかけている状態だという描写が続いて、終わり。
あれ?キラ☆ふわなガールズラブのゲームをやってたんじゃなかったっけ…?
おかしいなー…











おそらくなぎさにとって、もはや主人公が生きていようがいまいが関係なさそうなので、
このまま主人公が死んでしまっても腐臭を放つようになっても、
ずっと部屋に彼女を『置いておく』ような気がします…。
このエンディングだと、主人公の中にいる子が消えた描写がなかった気がしますが、
もはや表に出てこられるような状態じゃないのかもしれません。
さらに問題なのは、他キャラのワーストエンドは、
全問グッドに行くのとは逆の選択肢を選ぶくらいじゃないといけないのに対して、
ちょっと間違えた状態で会いに行くだけでワーストエンドに行ける(…)のです。
とはいえ、正解したからといって効果音がなるわけでもないので、
正解不正解はゲーム内では分かりづらい…
プレイ当時は個人の攻略情報サイトを頼りに選択肢を選んでいきましたが、
最後の会いに行くかの選択肢は地雷選択肢なので、
これを除けば2問間違えるとワーストエンド決定のようです。1問だけなら大丈夫。
念の為、この記事を書くにあたり、
最後の選択肢で会いに行った場合の全64通りを試して調査した結果が、以下の通りです。
逆目線で言うと、12通りもグッドへの道が残されています。
他キャラでは実証していないのですが、
おそらく一つでも選択肢を間違えるとグッド行きではなくなりますので、
相対的に見ると、なぎさは器が大きいように見えます。
(まあ、他キャラがバッドになるところ、ワーストになるんですけど)
また、こちらも予想ですが、他キャラは全て不正解を選ばないとワーストになりません。
形はそれぞれ違いますが、グッドとワーストが主人公と女の子が結ばれるエンディングなので、
なぎさとは、ルートに入り、最後の選択肢さえ間違えなければ結ばれるんですね。
なお、女の子が泣きながら謝ってくるところは
ED分岐に影響を及ぼさないものだということがわかりました。
他のシーンではちょっと偉そう、というか神の目線というか、
このルートではそんな感じの子だったのですが、ここだけ明らかに人格が違うんですよね。
ワーストになりがちななぎさ先輩ですが、
ちょっと彼女を擁護すると、そもそもの原因は主人公にあります。
前述の公式サイトの攻略ヒント中の言葉を借りると、
なぎさ先輩は『主人公が誰かにとられるのではないかという危機感』を持っていて、
それを煽った結果、ルートに入ることができるのです。
この手の病みキャラはというか、病まされたキャラに関しては、
「病まない状態で幸せにしてあげたかったなぁ」と思ってしまいます。
(ときメモ4の隠しキャラの一人とかが典型)
たぶんこういうシチュエーションは苦手なんでしょうね、私…
無印の頃から攻略対象だったなぎさには
RE:Therapyで追加されたエピソードがあります。
事件を乗り越えて、めきめきと頭角を表したなぎさは。
ヘッドハンティングされ、腕を磨けるということもあり他の病院に移る…と思ったんですが、
主人公はせっかく結ばれたなぎさと離れるのが嫌で、なぎさも主人公と離れたくない。
なぎさのことを思って寂しさを堪えて送り出そうとするものの、
離れたくないからと百合ヶ浜総合病院に残ることになりました…というお話なのですが、
せっかくのチャンスをふいにしおって…と、残念に思う自分はいけないですかね

看護師としての技術などももちろんですが、
どんな人とも時間の多寡こそあれ、離れることはあるのですから、
二人が精神的に成長できるいい機会だと思ったのですけどね。
なぎさは特に自分が精神的に不安定になったときに、"しでかした"経験があるので、
それを克服できるチャンスだったようにも思ったのですが…
結局、ワーストのときと変わらないような気がしてしまう…。
主人公の看護学生時代の恋愛(?)話も垣間見えるんですが、
本人は後悔しているようですが、ららちゃんの選択は正解だったと思います

ただ、まあ、ガッチガチの犯罪に手を染めているワーストを見たあとだと安心するのは事実。
ワーストエンド後のタイトルコールは怖いです…w
キラ☆ふわ はどこに…w
次回予告!!
記事冒頭にもあるとおり、さゆりとはつみの雑感です!
こちらも近日中にアップします。