久しぶりの感想記事更新です。
今回は、「白衣性恋愛症候群 RE:Therapy」です。
ソルフェージュ~Sweet harmony~と同じ世界の作品となっております。
タイトルでなんとなく察しがつくかもしれませんが、
白衣性恋愛症候群のパワーアップ版が、こちらのRE:Therapyでして、
PSVitaやSwitchで発売している白衣性愛情依存症は続編となります。
(とはいえ、世界観が同じだけです)


記事の性質上ネタバレが含まれますので、
閲覧の際はご注意ください。


◇総評◇
満足度 78%★★★★☆(50%が個人的に楽しめた最低ライン)
社会人百合というだけでめちゃくちゃ貴重!
CERO:Cとはいえ、成人向けではないので個人的にこれもありがたい!
思わずこちらもヘコむほど病棟での仕事の描写などがしっかりしていて
看護師が主人公のドラマを見ている感覚になれるのが良かった
しかしながら、ルート分岐や分岐後の正解選択肢が分かりづらく
快適スキップがそれほど快適ではないスピードだったりと、
遊びやすさに少し欠けるという点がやや残念
豊富なバッドエンドは魅力ではあるが、展開が唐突に感じるものもあり、
その描写にも力を入れてほしかった。

「続きを読む」で全体の詳細を語ってます。
各キャラクターとそのルートに関する感想は、以下のリンクからどうぞ。
●全体感想(この記事)


◇ゲーム紹介◇
公式いわく、”『白衣性恋愛症候群』は、女の子同士の友情を描いた
キラ☆ふわガールズラブ看護師アドベンチャーゲームです。”
とのことですが、ソルフェージュ同様、友情の一線は超えていますね。
ガールズラブって言ってますし(笑)
CEROは「C(15歳以上対象)」内容は恋愛、セクシュアル、犯罪
中身の予想としては、
恋愛は、友情とはいいつつ、それなので。
セクシュアルは、下着姿のスチルがこの手の絵柄では珍しいですがちょこちょこあるからかも?
(おそらくはこれのために年齢が上がっているのかな、と)
犯罪は、おそらくある攻略対象のルートでのバッドEDでしょう。メリーバッド?

主人公、沢井かおりは看護学校を卒業したばかりの新人看護師。
就職先の「百合ヶ浜総合病院」で出会う人々との交流を描いた作品です。
ぶっちゃけて言ってしまえば、こちらもソルフェージュ同様百合ゲーなのですが、
この手のゲームでは珍しい社会人(看護師)同士!
(ルートによっては高校生だったり、看護学校の学生だったりしますが)
しかしながら、公式のうたう「キラ☆ふわ」ではないです(^^;

まず第一に、主人公が"新人"看護師であるため、
当然考えが甘かったり、ミスをしたりということがありまして
作中で結構怒られます。
たとえアルバイトででも、働いた経験があったり、
厳しめの部活動に所属していたことがある方は「ウッ…」とくる場面に多く出くわすかもしれません。
自分のことでないにしても「こういう新人さん、いたなぁ…」とか。
なので、社会人である自分が日々の息抜きにとこちらのゲームを遊んでいたとき、
主任さんに怒られたり、先輩看護師の山之内さんに喝を入れられたりして、
ダメージを受けていました

また、舞台が病院なので、末期医療や死に直面したりなかなか重い場面もあります。
おそらく実際の医療現場に比べたらだいぶマイルドだと思うのですが、
攻略キャラの一人でもある入院患者さんとのやり取りでだいぶ精神やられましたねー。
攻略してからはかなり好きになったのですが、まあ、これは後述。

◇良かった点◇
1.とにかく貴重で珍しい社会人百合の世界で遊べる
とはいえ、自分はあまり知らないのでそうらしいということですが…
あまりコンシューマーゲームでは百合ゲー自体がなさそうなので、その点も惹かれます。

2.医療に携わったことがなくても分かりやすい医療用語Tips
これは非常にありがたい。
主人公が(あまり優秀ではない)新人キャラにしたのも私たちのためでしょう。
「エッセン行ってきて」とか「○○さんのステルベン」とか、分かるようになりました。
(ドイツ語は第二外国語として大学でかる~~~く習ってはいたのですが)

3.バッドエンドの豊富さ
これを良い点とするのはどうかと思われるでしょうが…
基本的に最上のグッド以外はバッドかワーストというようなエンドなので、
グッドで結ばれたときの喜びが大きいということです
ただ、そのバッドエンドが軒並み結構キツイものなのですが。

◇残念だった点◇
1.選択肢が難しい
これは私がヌルいだけかもしれませんが…
分岐前に関してはなぎさルートへの入り方が難しい。
なぎさが喜ぶような選択肢を選び続けては彼女のルートへ入れず、
かといってないがしろにすれば他のキャラか
誰のルートにも入れない共通のエンディングで終わってしまいます。
ルート分岐後はすべてのキャラクターが難しく、
基本的にルートに入ってから複数回(キャラによって異なりますが5問くらい)
すべての選択肢で正解を選ばないとグッドには到着できず、
一問でも間違えれば、比較的軽い方のバッドエンドになってしまうとか、
あるいはそれまでいい線行っていても、即バッドになるような選択肢もあります。
正解したかどうかは分かりづらく、基本的に最後のエンディング分岐で明らかになります。
高感度が上がったときに流れる効果音みたいなものが欲しいですね。

2.唐突なバッド・エンド
それまでうまく行っていたのに、最後の選択肢で間違った場合、
残念ながら比較的軽い方のバッドエンドになるのですが、どうしてそれに至ったのか、
キャラクターたちの心情が分かりづらいです。
というのも、即バッドになる選択肢を選んでたどり着くエンディング以外は、
グッドと同じ展開をたどり、最後の最後でバッドになってしまうからなのです。

想いが通じ合って快復しかけていたのに手紙を残していなくなってしまったり(さゆり)、
一件落着かと思いきや、依存を強めて主人公を監禁したり(なぎさ)、
本音をぶつけあって対等な関係になったかと思いきや、お互いに信用できなくなったのか、
主人公をおもちゃにして主人公も反抗しなくなったり(山之内)、
両思いになったかと思いきや、別の人とのノロケ話を聞かされたり(あみ)、
結構直前までグッドと同じ展開なので「どうしてそうなったorz」という思いが強く残ります。
良い点で語ったとおり、見方によって豊富なバッドエンドは魅力的なので、
不正解の選択肢でもうちょっと説得力をもたせるようにするとか、
もうちょっとそこに至るまでの経緯に力を入れてほしかったと思います。

そう、その選択肢なのですが、
特になぎさとあみは夢の中の女の子との対談による選択肢がほとんどなので、
その選択肢を選んだことによる相手の態度が分からないのです。

3.共通部分(ルート分岐まで)が長い
ソルフェージュでも思ったことだったので、
もしかしたらこちらのメーカーさんの特色なのかもしれないのですが、
周回が必要になる系のゲームではちょっとマイナスだと思います。
また、選択肢と選択肢の間も結構長いことが多いので
快適スキップを使っていてもちょっと時間がかかります。
ボリュームがあるのはありがたいのですが、
そこはルート分岐後とかグッド確定後とかに割いて欲しいなぁと。


次回予告!!
◆各キャラ雑感◆
えー…こちら、プレイ当時のツイートを紹介しながら書きたかったのですが、
1人目を書いたところで、想像以上に長くなってしまったため、
記事を分けることにしました。次回をお楽しみに!
おそらく近日中にあげると思います!